昨年の12月初、ブログの想定を超えた
ゴタゴタで、HER2乳癌患者としては、
押さえておきたい重要な記事を1つ、
書き忘れていましたね。
ハーセプチンの特許切れ
(2014年だったっけ?)から、
抗体薬物複合体(ADC)の開発が活発化
していたようですが、
※抗体薬物複合体(ADC)って、
モノクローナル抗体、
HER2乳癌に関係するところで言えば
ハーセプチン、
に、低分子の殺細胞毒をくっつけたもの。
例えば、エムタンシン(DM1)をくっつけた
のが、カドサイラ。
昨年2017年12月のサンアントニオ乳癌
シンポジウムで、第一三共が、
DS-8201の第1相臨床試験結果を発表した
とのニュースリリース。
※昨年2017年8月から第2相臨床試験開始
していて、2020年度承認申請予定かな。
2017/12/8 第一三共ニュースリリース
カドサイラによる前治療を受けた患者57名
全奏効率61.4%
病勢コントロール率94.7%
有害事象:
グレード3 (重症、重大)
好中球数減少(10.4%)
白血球数減少(10.4%)等
グレード4(生命を脅かす、緊急処置要)
好中球数減少(4.3%)
血小板数減少(2.6%)
貧血(0.9%)
グレード5(死亡)
肺臓炎の可能性のある2症例(精査予定)
やっぱり細胞毒がくっつくと、
有害事象が気になりますよね…
殺細胞毒の抗がん剤全般に言えること
だけど…
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