”樹木さんロスでは無くエビデンス” menlopark77さん | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

先日、
癌情報の報道のあり方、受け止め方に
注意を促していらっしゃる、
緩和医・大津先生の記事


をリブログ紹介させていただきました。

私のブログで何度かご紹介させていただき
ブログ上の交流のある、
UMS(希林さんの受けていた放射線治療:
植松先生のピンポイント照射)治療経験者
menlopark77さんの記事を
ご紹介リブログさせていただきます。


menlopark77さんと私では治療選択は
異なりますが、
もっとベーシックな部分、
癌の捉え方、向き合い方、などに共感し、
ブログを楽しみに読ませていただき、
交流をさせていただいています。

でも 癌で亡くなった他の有名人と併せて
樹木希林さんの死を
自分の死の予告編として怯えたのではなく
むしろそこへ至るまでの生き方や最期に
私たちは新たな勇気を貰いました。

心の底から共感します。

私はUMS治療経験者ではありませんが、
希林さんの、癌を抱えてなお、
希林さんらしく人生を生き抜き
旅立たれたことに、
感動と勇気をいただきました。

そして、その姿勢は、
いつまでも私達乳癌患者の心に
生き続けることでしょう。

※麻央さんに対する感情も同じです。
  
その希林さんを、
医療の側面で支えてきたのが
UMS植松先生の治療であったのも、
また、紛れもない事実。

統計上のエビデンスは何の意味も持たず、
ただ それぞれの人が如何に自分らしく
人間らしく活動出来ているか、 
その姿自体が一番納得出来る
エビデンスだと思います。

私は、抗がん剤の治療選択に、
統計上の、 すなわち「過去の患者集団」の
エビデンスも参考にしますので 
「何の意味も持たず」とまでは
思いませんが、
エビデンスはあくまで賭けの参考、
治療は自分らしく生きるための支援、
最重要なのは、
いかに自分らしく生き抜くか、
だと思います。

それぞれの患者が、
自分に合った、自分で納得できる治療を
選択でき、尊重し合い、
励まし合える(思いやり合える)
世の中であって欲しいと思います。

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上記をコメントさせていただいたところ
更にいただいたコメント返信も
ご紹介させていただきます。
深く共感します。

【menlopark77さんからのコメント】

みゆさんのUMSや希林さんについての
正しい理解と書き方、
私もみゆさんの記事にコメントさせて
頂こうと思っていたところです。

どんな治療でも、
その選択の結果が予想外や期待外れの時、
自分の選択を後悔したり、
その治療を恨めしく思ったり、
自分を含めて他の人達を責めたり、
それは有りがちだけれど
そうなりたく無いと思います。

希林さんが亡くなってから、
多くの人々が生前の活動や言葉について
感銘していますが、
それも希林さんの
治療選択からの確固たるエビデンス
になっていると思います。

そして、あまり知られていない
希林さんの宗教観も、
その死生観に深みをもたらしているかと。

どんな宗教でも、
信仰を持てる人の生き方死に方は、
それを持たない人と
違っている気がします。

持つか持たないかは自由ですが、
希林さんはきっとそれを密かに
礎としていたのではないかと思います。

人間が出来てない私には
どうにも理解不可で苦手な内田さんも、
希林さんには無二の重しとして
大事な存在だったようですが、
それは希林さんの信仰そのもの
だったのかと。

重しを担いながら生きる覚悟と喜びは、
信仰を持たない人には分かりません。
そんな風にも感じています。


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menlopark77さんの記事は、他にも、

自分で選ぶ癌治療』(治療選択時の記事)





など、をご紹介しています。