★転移性乳がん キイトルーダ+免疫細胞療法 完全寛解1例 (勝俣範之医師ツイートより) | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

先の記事

           ⬆リンク貼っときました

でご紹介した、Nature Medicine掲載、
ヤフー報道の乳癌寛解例、

元論文を読むのに費用がかかるので

   (ご存知の方も多いと思いますが、
    一方的にされた掲示板被害の解消のために
    弁護士費用に瀬田の免疫療法半年~1年
    受けるくらいの費用がかかってるんで
    節約モードのワタクシ。
    これが、何人も寛解とか、奏効率50%って
    いう試験結果だったら読むけど…)
    

勝俣先生がツイッターで書いて下さって
いるのを、引用させていただきます。

エビデンスのことは、
勝俣先生に聞く、読むのが、正確でしょ
と私は思いますので。
   (実際、最も、私の知りたい情報を
    書いて下さっている)

引用のお断りお伺いもしてませんが
  (今、掲示板問題でネットストーカー懸念も
   あって、ツイッターも危ないんで…
   先生も、私のコメントの載った押川先生の
   記事を拡散されてましたので、お互い様
   ということで、ご容赦下さいませ)

有り難いツイートを
ありがとうございますm(__)m


【事実  (ツイート①)より】

Nature Medicineに掲載された

転移性乳がん患者に対する

ペムブロリズマブ
 +ネオアンチゲンTIL(免疫細胞療法)

臨床第二相試験中での1例の完全寛解例

米国国立がん研究所(NCI)からの報告。


【勝俣先生の感想(ツイート①より)】

乳癌は免疫療法が効きにくいと
されてきたが、
   ⬆勝俣先生が「免疫療法」と述べる時には
        免疫チェックポイント阻害剤  (とCAR-T) を
        述べている、と、理解。

これで少しは希望が見えてきたかも
という感じ。


【私の感想】

私も、
「これで少しは希望が見えてきたかも」
と同感覚。
それでも、
医学の進歩が喜ばしい!ニュース
に思います、1乳癌患者として。

ーーーーー

【事実   (ツイート②より)】

この新療法、

前処置として、
高容量シクロフォスファミド60mg/kg
+フルダラビン25mg/m2も投与している。

    ⬆昔ながらの殺細胞毒性抗がん剤 
        シクロフォスファミドは例の
        マスタードガスを元に開発された元祖抗がん剤。

プラスしてペムブロリズマブも
同時投与しているし、

    ⬆ペムブロリズマブ(一般名)= キイトルーダ(商品名)


勝俣先生の考察(ツイート②より)

高容量シクロフォスファミドだけでも
完全寛解があり得る。

何が効いたのかわからない
という考察もできる。


【私の感想】

仰る通り。
合わせて効いた(相乗効果も含め)と
捉えるしかないし、
患者としては、そういう研究も欲しい。

私個人としては、
前処置の抗がん剤抜き(または低用量)
の研究をしていただきたいなぁ、
と思う。

完全寛解を狙って
多大な副作用だけ受けて外れるよりも、
副作用を少なく、
結果として運よく寛解するケースも出た
という療法がいいなぁ、
と、私は思うので。

ーーーーー

※「⬆コメント」は、私が追記しました。

事実: 副作用 (ツイート③)

この新療法ですが、
副作用もかなりありますよ。

高容量シクロフォスファミドや
    
    ⬆シクロフォスファミドは例の
        マスタードガスを元に開発された元祖抗がん剤。

IL-2も投与しているので、

    ⬆免疫療法の歴史を調べたことがある方は
          ご存知かと…。
          IL-2(インターロイキシン-2)は免疫活性剤。
         昔、 IL-2を直接投与する療法が試みられたが、  
         副作用が大きすぎて、実用化されなかった。
         その後、リンパ球を取り出して、
         体外でIL-2を使って培養・活性化して戻す、
         という療法になった。
         巷のリンパ球療法は、その流れ。
         それだけでは上手く活性化しないから、やっぱり
         直接投与もしてるんだね、と私は解釈。

グレード4の骨髄抑制や、
      
      ⬆高容量シクロフォスファミドの副作用かな?


グレード3の発熱性好中球減少症

       ⬆高容量シクロフォスファミドの副作用かな?
             IL-2の影響も大きいのかな?

も起きています。


【勝俣先生の感想(ツイート④)】

NCIのローゼンバーグ博士
まだ、現役で
免疫療法の研究やってるんだね。

【私の感想】

なるほど、そういうことですか…。

意味の分からない読者の方は、
過去記事、
      ⬆リンク貼っときました
も合わせてご参照いただければ。


ー◆ー◆ー◆ー◆ー

【乳癌局所再発経験者ブロ友さんから
    いただいたコメント】

わかりやすい

私も非常に喜ばしいニュースだ\(^o^)/
と思いつつ、
「1例か」と途中でほっぽったから、
分かり易くて助かる(o´∀`)b

そうだね、エビデンスのことは
勝俣先生が一番だわ。

シクロホスファミドが効いても
転移性がん寛解例が稀過ぎるから

チェックポイント阻害薬と組み合わせた研究
がニュースになるんだよね
というのはコッチ置いといて、

みゆさんの言ってた
日本語で末期というのが「?」

  ⬆私ってより、大津先生ね

なのと、

22カ月間(1年10カ月間)の期間で
完全寛解宣言でいいの?が、

2年検診(化学療法後17カ月間)で
再発見つかったことのある私は思うよ。

何にせよ、
転移性がんで完全寛解状態が維持できている
っていうのは、
希望に満ち溢れた記事だよ。
次々出てきてほしいね!


【私の返信】

重要なご指摘コメントありがとう。

22カ月間(1年10カ月間)の期間で
  完全寛解宣言でいいの?

私も、まず、「完治」、
えっ??違わない?
を書こうと思ったんだけど、

「完治」の話を一緒に書くと、
     ⬆半年以上続くブログトラブル、掲示板での
           誹謗中傷のきっかけ

また誤解する人が出て、
まだ片付いていない
掲示板「専用スレッドなし集合スレッド」
での中傷を生んでも困るから、
触れなかったんだけどね、

何せ、半年以上に渡る、
あちこちから矢が飛んで来て、
   ⬆まとめると4箇所くらいかしらね?
私は何もしてない(誰も批判していない)のに
掲示板で誹謗中傷され続けた被害者の私が、
瀬田の免疫療法並みの弁護士費用と
2ヶ月以上の無駄な時間
(まだ、かかる、訴訟手続き継続中なんで)
をかけて、被害解消してるとこなんで…。

※ブログへの攻撃的コメント、落としめられた行為、
     掲示板で私への誹謗中傷目的に特化したスレッド
     まで立てられ、延々と半年以上 2スレッド約2000
     レスに渡り誹謗中傷を繰り返され
     (気付かず、ブログでの攻撃的・高圧的コメント、
      妨害コメントに対応した11~1月、
      気付いてからの4月~5月、心を病みかけました、
      いや、病んでたかな?) って被害ね。

      
「完全寛解」というのは、
cCR(画像上)もしくはpCR(病理検査で
調べた箇所から癌細胞が見つからなかった)
を指しているのだろうから、
私は、用語として問題ないと思うけど、
「完治」は違うよね~。

HER2タイプでpCRしなかった患者の
術後補助化学療法の、
ハーセプチンをカドサイラに変えられないか
の臨床試験(米国:CATHERINE)だって、
2013年から2023年まで10年はかけているし。

今回の一例は、
HR+、ホルモン陽性の乳がん。

(昔ながらの抗がん剤が効かなくて、
 免疫療法が効くのって、
 穏やかな  ~って書くとバッシングか(^^;~
 進行速度の遅い乳がん、
 という説もあるしね)

 ※ホルモン陽性、トリネガ再発のブロ友さん
    の気分を害したらごめんね。
    一般論だから。

トリネガだとしたって、
22か月で「完治宣言」はないだろう、
と思います。

他にも書いてる読者さんもいるから、
やっぱり、次の記事で書くべきかしらね。

とりあえず、コメントを、
この記事に上げさせていただきました。