カルディで大人気の調味料「ハリッサ」。
サラダチキンにつけてよし、ごはんのお供によし、個人的には餃子につけるのも大好き。
そんな人気商品とよく似たパプリカのチリペースト調味料がほかにもいくつかありまして。
つい発売されるたびに買ってしまうのですが（笑）、わりと似ているので、もう少し違いを把握したいなと思い、比較してみました。
ハリッサ
万能調味料として話題になったカルディの「ハリッサ」。
一時期は入荷即完売になったり、購入制限がついたりしていたほど人気でした。
北アフリカのチュニジア発祥ということで、日本人には新しい味だと思います。
本当においしいです
原材料はパプリカ、唐辛子、コリアンダー、クミンなど。
気になる栄養成分表示はこちら。
中身はこんな感じの赤いペーストです。赤いパプリカをさらに濃くしたような色ですね。
「チリペースト」「唐辛子ペースト」と記載されていますが、3つの中ではいちばん辛さ控えめ。
甘みもあります。
スパイスのつぶつぶ食感も。
クミンやコリアンダーシードなど、スパイス系の味が好きな人は絶対好きだと思います。
サンバル
続いて話題になったのが、「サンバル」。
カルディに限らず「サンバル」という調味料そのものが注目されていた記憶があります。
こちらはインドネシアやマレーシアの調味料で、かなり辛いです。
原材料はパプリカ、トマトピューレ、えびみそ、ハバネロペッパーなど。
栄養成分表示はこちら。
中身は、「チリソース」と書かれているとおり、ほかの2つより水分が多いです。
商品によるのかもだけど、少なくともカルディのはペーストではなくソース。
ハバネロが入っているだけあって、3つの中ではいちばん辛い！
サラダチキンにつけると、チキンの甘みで、一瞬「あれ、辛くない？」と思うけれど、あとからめちゃくちゃ来るｗ
でもトマトのまろやかさや、ライム果汁なのか、ほんのり酸味もあります。
エビのうまみが強め。魚醤も感じるかな。
ハリッサとはかなり方向性が違います。
ふと思いついてお湯で溶いてみたら、立派なスープに！
なんだろう、タイ料理にある、この味。
麺を入れてもおいしそう。
アヒ
アヒは比較的、最近、流行った調味料かな。
こちらは南米発祥で、カルディのアヒには「ペルー風チリソース」と書いてあります。
原材料はパプリカ、唐辛子、玉ねぎ、にんにく、ごまなど。
栄養成分表示はこちら。
中身は、朱色っぽいペースト。
3つの中ではこれも辛い。
サンバルのほうが後追いの辛さがあるけど、こちらも口に入れた瞬間、辛！というくらいには辛い。
ただ、材料がいちばんシンプルなので、玉ねぎやゴマなど、ほかの2つにも入っているけど、ほかの主張の強い食材の裏に隠れていた素材がメインに出てくる感じです。
辛いけど素朴というか。ハリッサからスパイスを抜いて辛くした感じ？
カロリーやPFC、塩分の違いは？
ダイエッター的に一番気になるのはカロリーとPFCバランスですよね。
ということで、並べたのがこちら。
上からハリッサ、サンバル、アヒです。
カロリー順にすると、サンバル＜ハリッサ＜アヒ
脂質だけ見ると、ハリッサとサンバルはそこまで変わらず。
しかもハリッサのほうがちょっとタンパク質が多いので、あまり気にしなくていい感じ。
アヒはダントツで脂質が多いです！
とはいえ、調味料って、食べても10gとか15gくらいのものなので…。
1.9gとか、2.8g程度の話なんですよね。
ただ、カロリーにすると18～27kcalなので、小さくはない。
かなりガチの減量をしているときには避けたい人もいそう。
限られたカロリーをわざわざこの調味料で摂らなくても…ってなるからね。
もし購入済みだったり、味が好きならそこまで避けなくてもいいけど、あえて買う必要はないかも。
ちなみに調味料といえば、塩分も気になるところ。
どれも1食10g程度なら1g未満なので気にするほどではありませんが、一応、サンバル＜アヒ＜ハリッサの順になります。
結局、どれを買うべき？
さて、結局、どれがおすすめかというと。
どれもおいしいのですが、味でいうと、個人的にはやはりハリッサかな。
そんなに辛くないから食べやすいし。
とはいえ人によって好みがあるので…
クミンやコリアンダーなどのスパイス好き→間違いなくハリッサ
辛いものが好き、トマトやえびなど濃厚なうまみが欲しい→サンバル
上記のようなクセが強いのは苦手→アヒ
という感じでしょうか。
この3つの中でどれがダイエット的にいちばん安心かといえば、サンバル。
低カロリー、低脂質、塩分控えめ。
でもパンチがあり、味変によい。
ソース状なので、ガチ神やせメニューのお豆腐のお供にも良さそうです。
以上、カルディのパプリカ万能調味料3つの紹介でした。
あなたはどれが気になりましたか？
▼楽天やAmazonでも一応、買えるようです。
※アヒは楽天では見つからず。
