先日、これまでのダイエット遍歴をまとめた記事をアップしたのだけど、
最近3~4カ月ぶりに減量を始めて感じるのは
もう圧倒的にレベルが変わったな~ということ。
ここ2年以上、石本先生のメソッドベースでダイエットやボディメイクをしてきたおかげで、
数字に振り回されることがなくなった。
なぜ「体重」が増えるのか。
どうすれば「体脂肪」が減るのか。
ここがわかっていれば、動揺することなんてない。
これまでも「けっきょく食事と運動だよね」と、したり顔で言っていたけれど、いま思えば本当に浅かった。
もう知識レベルが笑っちゃうくらい全然違う。
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今でも毎朝、体重計にはのるけど、それは確認と記録のためであって、もはや数字はほぼ見ていない。
だから一喜一憂もしない。
ちょっと増えすぎていたら、塩分やPFCを調整しようかなと参考にする程度。
「えっ、増えてる~!」とか「減ったー!やったー!」という感情の動きはほぼない。
「はいはい、なるほど」くらい。
減量初期や、旅行のあと一気に1~3kg減るときはもちろん気持ちいいけど、
それは「やせた」と喜んでいるわけじゃなくて、
「余計なむくみが一気に抜けてスッキリした~。リセット完了!」みたいな感じ。
でも、このブログを始めた頃は、
たとえば体重は減ったけど体脂肪率が上がってたりすると、
これはああだからこうだからと必死に理由を考えていた。
なんて無駄なことか笑
「ただの誤差だよ!」と、過去の自分に言ってあげたい
体脂肪が1kg増減するためには、7200kcal必要。
さすがに1日でそんなに食べられないし、減らせもしないから!笑
日々の体重の大きな変動は、主に水分・むくみ。
便秘がちなら胃腸の滞留物?とか。
もちろん体はリアルタイムで筋肉や脂肪を分解・生成しているから
グラム単位で日々刻々と変動しているのは確かだけど、
その小さな数字を追いかけることに意味はないのだ。
淡々と、やるべきことを続けていけば体脂肪は減る。
ただそれだけ。
毎日200~300kcal前後のアンダーカロリーを作り、
しっかりタンパク質を摂ってさえいれば、
1カ月で1kg前後の体脂肪は落ちる。
でも同時に筋トレをしていて、うまいこと筋肉も増えたなら、
「体重」はむしろ1kgも減らないかもしれない。
なんなら増えることさえある。
それでも、見た目が変わっていったり、
長期的に見て体脂肪率が減少傾向にあれば成功。
目標を達成できるのは数カ月先かもしれない。
でも、それこそが本当の成功。
SNSで、3カ月で10kgやせた!とドヤるためにダイエットをしているわけではないのだから。
目先の数字に意味はない。
ただ継続することだけに意味がある。
継続した先にだけ本当の変化がある。
誰のためでもない、未来の自分の美容と健康のために。
長くなったけれど、結論。
体重計の数字に一喜一憂しないメンタルをつくるために必要なことは、
正しい知識を身につけて、それを淡々と実践し、体で理解すること。
ダイエットに近道なし。
▼わたしのダイエット人生を激変させた一冊