■はじめに
今回は35mmワイドレンズ搭載のMamiya WideとWide Eです。
Olympus Wide(1955)が好評で、各社から35mmワイドレンズ付きカメラが続々発売されました。
■発売時期
広告にみる国産カメラの歴史(P402)によると、カメラ各紙の掲載と広告が1957年12月号なので、1957年11月発売。
WideとWide Eは同時発売で、写真が並んで掲載されています。(下記参照)
■仕様
Mamiya Wideは連動距離計付き。上部に"MAMIYA-35"の刻印。Wideとなっていません。
Mamiya 35IIIと共通ボディで、レンズが異なる。
レンズはMamiya Sekor 35mm F2.8(4群6枚)。
シャッターはLV値付き、Seikosha-MXL(B,1-500、非倍数系列)
Mamiya Wide Eはセレン露出計内蔵。その為距離計が省略された、VF(View Finder)モデル。
上部に"Mamiya-35"の刻印はWideと同じ。Wide Eの表示は無い。
レンズは何故か、東京光学製Topcor-M 35mm F2.8(4群6枚のガウス型)。"M"はMamiya向けの意味。
構造図がSekorとTopcorで異なります。
シャッターはWideと同じSeikosha-MXL。
■製造番号調査結果
Mamiya Wide 73台確認結果、約4,000台製造。レンズは65本確認するも、番号不連続で本数算出不可。
Mamiya Wide E 48台確認結果、約3,000台製造。レンズは56本確認し、約3,000本で本体と一致。
Wideシリーズ合計7,000台とは意外に少ないですね。Olympus Wideの50,000台と大差。
■Mamiya Wideの製造番号事例
B#200014〜204059。
Topcorに換装された事例も2件あり。
Sekor L#は不連続で、17,18,20,22万代の4種類。
■Mamiya Wide Eの製造番号事例
B#250007〜252794。
Topcor-M L#350012〜352588。
■外箱、ケース
■マニュアル
■広告、パンフ
Wideは21,800円。露出計内蔵Wide Eは22,500円。価格差が700円。
■最後に
何故かSekorとTopcor併用のMamiya Wideシリーズです。
レンズも4群6枚と豪華で、連動距離計または露出計内蔵と利便性に優れていますが、販売は低調でした。
Olympus Wideの成功に肖ろうとした目論見は外れました。
二本立てどちらにするか迷い道













































































































































































































































































































































































































































