■はじめに
今回は1955年発売のベストセラー機、Tanack IVSです。
Tanack IVSは長期に亘り製造され、生産台数が一番多い機種です。
IVS以降の機種はジリ貧で、遂に1959年12月に田中光学は倒産します。
■調査結果のまとめ(485台確認)
製造番号から(B#68575〜78710)、総数約10,000台が生産された。
原産地(Country of Origin)表示はB#73万代台半ばから全て、"Made in Jaoan"に。
71万代あたりから輸出が開始された模様。
一部、底蓋が交換され、原産地表示の製造履歴と一致しないものがあり。
通常、"Made in Japan"表示は底蓋にあるが、一部開閉レバーに刻印のものがあり。
■外観
ファインダーは長方形。
裏蓋は左右に開閉。
接眼部は近接。高速(B,50,100,75,100,200,500)。低速(T,1,2,4,8,25)。
Xシンクロは1/25で膜速が遅いので、1/1000は搭載せず。
巻き上げノブにフィルム種別表示あり。
標準レンズは、50/2、50/2.8。50/3.5の3種類。(下記広告参照)
■製造番号調査結果。以下、xx万代の若い番号と最終を掲載。
B#68575〜
B#710301は6桁なので刻印ミス?
〜B#78710
■一部、黒塗り(後塗り)もあり。
■外箱
■取説
英文版
日本語版
■広告、記事
1955年。Tanar 50mm付きで、F2 38,500円。F2.8 31,700円、F3.5付き29,100円。
1955-10のみ、Hexar 50/3.5付きが掲載。
1956年。価格は1955年と同じ。交換レンズは、135/3.5 18,500円、35/3.5 13,800円、35/2.8 15,800円。
1957年1月〜5月。価格は1955〜1956年と同じ。
交換レンズも同じで、135/3.5 18,500円、35/3.5 13,800円、35/2.8 15,800円。
1957年6月からSDとIVSが同時掲載。100/3.5 15,000円が追加。
1958年。IVSの価格は1955年から不変。レンズは135/2.8 20,000円と、85/2 近日発売が追加。
交換レンズ価格のまとめ。
■最後に
各社一眼レフに移行する中で、Tanackは最後までLeica型レンジファインダー機に留まりました。
その結果、1959年12月に倒産。レンズは定評あったので、カメラ製造に手を広げなければもう少し生き延びたかも。。。
TanckはLeica型の生産台数ではLeotax, Niccaに次いで3番手ですが、品質面(材質、加工精度、等)では劣ります。
一眼に乗り遅れたるタナックは


























































































































































































































































































































































































































































































































































































































