政治とカネ問題 Again! | 宮沢たかひと Powered by Ameba

自民党派閥のパーティー券収入キックバック問題から、再び政治とカネ問題が噴出し始めました。実は、2009年当時の麻生内閣のときの政治とカネ問題で閣僚がコロコロとかわった後に政権交代が起きたことを、国民は忘れていません。再び自民党下野か?!という危機だと思うのですが、岸田総理を始めとした自民党幹部の発言を聞いていても危機感を感じません。
 

以下に、高市総務大臣時代の委員会で政治とカネ問題を取り上げた質疑を載せました。要は、選挙にカネがかかりすぎること、選挙と政治活動にはカネがかかるものだという固定観念があること、政党交付金があるにもかかわらずパーティー収入に固執していること等が問題です。高市大臣は「カネがかかるのは民主主義のコスト」という表現をしていましたが、選挙資金に制限を設け、選挙にデジタル技術を導入する等、公職選挙法を改正して選挙コストを下げれば政治家は金を集める必要などなくなるはずです。バス旅行などの地元有権者へのヨイショ活動も禁止して、その分の時間を勉強にあてるべきです。政治家のカネの出入りを透明化することで政治家への無用な嫌疑は避けられるので、政治家にとっても望ましい状況になるのではないでしょうか?

先輩議員たちのクラシックなカネ感覚に疑問を感じている30~50歳台の若手自民党議員は少なくありません。これをきっかけに一気に世代交代しないと、自民党の未来は危ういと思います。

 

●宮沢たかひとブログ:政治とカネ 倫理選挙特別委員会20141106

https://ameblo.jp/miyazawa007/entry-11949243740.html

 

●国会議員白書:平成26年11月6日 第187回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号

https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=118704577X00420141106&spkNum=35