【道南紀行 一人旅の釣り・予想外の展開】 | 宮沢たかひと Powered by Ameba
4月27日に、フェリーで苫小牧に着きました。

今朝は5時に起き、室蘭近くの漁港へ。岸壁でカレイ釣りでもやるつもりでした。

漁港の小さな小屋の中に漁師らしき高齢の男性がいたので、埼玉県から釣りをしに北海道に来たことを告げ、岸壁で釣りしていいかどうか尋ねました。

「釣りしてもいいけど、あまり釣れねーよ」との渋いお返事。今の時期の釣り情報を教えてもらっていたところ、そこへ釣りボートを車で牽引してきた中年の男性。すると、漁師さんが突然、「あの人は俺の友達。彼の船に乗せてもらったら!」と。

ボートの男性も快く引き受けて下さり、なんと、ボートに乗せてもらうことになりました。あまりに予想外の展開に驚きましたが、願ったり。トローリングでサクラマスを狙うと。

かなり寒い日で、海水温も5度以下だったので魚の活性低く、あまり釣れませんでしたが、それでも私はカレイを二匹ゲット。船長さんは手取り足取り面倒みてくれて、釣らしてあげたい! という気持ちが伝わってきました。

船長さんは障がい者を引き受ける施設の理事長さんとのことで、私の仕事も告げ、船上で障がい者医療の話で盛り上がり、勉強にもなりました。燃料代くらいは支払いたいと告げましたが、頑として受け取らず。

それにしても、先の漁師さんも、船長さんも、どんな人間かわからないのに、いきなり船に乗せてくれたことに改めて驚いています。北海道の人は寛大で親切! 

一人旅での未知との遭遇は楽しい^^。