熱中症と脳温 | 宮沢たかひと Powered by Ameba

熱中症は脳温上昇による「脳のヤケド」のようなものです。

副鼻腔は、脳温を低下させる空冷式ラジエターの役目をしており、その冷却機能には個人差があるため、同じ猛暑環境でも生体反応が異なります。

猛暑下でマスクしたままの作業と運動は、その脳冷却機能を遮断するため脳温の急激な上昇を招き、極めて危険です。

この熱中症メカニズムを指摘する医師もメディアも意外と少なく、水分補給のみでなく、脳(頭部)の直接冷却が重要なのです。

尚、私は過去に脳温と脳虚血の関係を研究していたことあり、上説には科学的根拠があります。