希望の党 誕生! | 宮沢たかひと Powered by Ameba
小池百合子都知事が希望の党を立ち上げました。小池氏が男性議員を従えて実施された記者会見は圧巻でした。
 
改めて、小池氏のクレバーな戦略、勝負勘、判断力に舌を巻いています。小池氏であれば、都知事と政党代表の両立は可能でしょう。
 
私は脳科学者の端くれとして男性脳と女性脳の違いに興味を持ち、政治の世界にはもっと多くの女性脳が必要であると以前から考えていましたが、もしかしたら、男性には及びもつかない優れた「政治脳」が女性脳に秘められているのかもしれません。
 
民進党内では危機感が高まり、希望の党との合流も視野に入っているようですが、結構なことと思います。民進党が解党または分党した上で、民進党内の保守系議員が希望の党と合流し、民進党内の左派系議員が共産党と連携するというのが、国民にとっては最もわかりやすい図式と思います。ただ、選挙後の党内ガバナンスを考えると、人選は慎重にならざるを得ないでしょう。尚、日本維新の会も希望の党との連携を真剣に考えてもいいのではないでしょうか?
 
希望の党の政策については異存ありません。問題は政党ガバナンスです。従来の民主党および民進党のような政党ガバナンスでは、せっかく立ち上げた希望の党の魅力がなくなり、国民に愛想をつかされますので、斬新な政党ガバナンスが必要です。それが、同じ保守政党である自民党との差別化につながります。
 
それにしても、政界では、いつ、何が起こるかわからない、まさに「一寸先は闇」であると、改めて驚いています。