子育て通信55)思い通りにならないと暴れます | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

広島市内のこども園で、子育て通信「えがおがいっぱい」を発信しています。その第55号(2024年7月号)です。
 

 

相談


ちっともガマンができず、思い通りにならないと、泣いたりモノを投げたりして暴れます。どうすれば、ちゃんとガマンできる子になるでしょうか。

 

 

考え方


子どもがそういった行動をとるのは、「したい」「ほしい」といった欲求があるからですよね。

欲求は、意欲や喜びのみなもとですから、「したい」「ほしい」と思うこと自体はとてもいいことです。

でも小さな子は脳が発達途中なので、ひとつのことですぐ頭がいっぱいになります。それに大人のように、「ムリなものはムリ」と割り切ることができません。

「次回を楽しみにしよう」とか「他のことを楽しめばいい」と、次善の策を考える力も未熟です。「暴れたら思い通りになる」と学習してしまっている場合もあります。

「ぼくは悪い子なんだ」「ママはぼくをきらいなんだ」と誤解すると、不安になってよけいに暴れます。

 
怒るのではなく、「したい」「ほしい」という気持ちは認める、「でもできないこともあるんだよ」と言い聞かせる。その上で、脳の発達(次善の策を考える力)をうながす声掛けを、根気よく続けてみてください。

 

 

どうすればいい?
 
子どもが納得するかどうかにかかわらず、次のように心がけてみてください。

「それで遊びたかったんだ」「負けてくやしかったんだね」と、気持ちを言葉にする

「でも○○だからダメなんだよ」と、できないことは「できない」とはっきり伝える

「また、明日あそぼ」「誕生日に買ってあげる」など、未来の楽しみに変える。または、「じゃぁ、〇〇して遊ぼ」と、他の楽しみを思い出させる

でも子どもはすぐにはそうは思えません。それでも暴れるときは、相手にしない

子どもが落ち着いたら、「一緒に〇〇しようか」と抱きしめてやることができれば、なおいいでしょう。

ただ、こういった対応は、ママの気持ちに余裕がないとうまくできません。まず、の気持ちを言葉にしてやることができると、その後も意外とうまくいくものです。


このブログに書ききれないことを本にしました。

 

やさしい気持ちで、自信を持って子どもに接することができるようになる一冊です。お買い求めはAmazon/楽天で。

 

(「子育て通信54」完)
 

 

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