第387話)人生は「したいこと」で満ちている | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

今日のタイトルは、『人生は「したいこと」で満ちている』ですが、正確には、『「したいこと」で満ちている人生にしたいものだ』になるでしょうか。


 

私たちは幸せになるために生きている

 

私たちは、「好きなこと」「したいこと」をしている時、幸せです。好きなことのために何かをしているときも幸せです。

たとえば、「サッカーをするのが好き」という人は、試合に出るのは大きな喜びです。もっとうまくなりたくて、自主練で毎日グラウンドを10周走ることにも、充実感を感じることでしょう。

では、サッカーを嫌いになって、サッカークラブを辞めたいと思っている人はどうでしょう。練習で、監督から「グラウンド、10周!」と言われて走るのは、苦行でしかありません。

人間は、幸せになるために生きています。

もしその活動が、喜びや幸せにつながらなくて、単なる苦行であるなら、そんな活動はしなくていいと思うのです。

 

 

 

好きなことだけでは生きていけない?

 

「いやいや、好きなことだけをしていては、生きていけないよ」と言う人もいます。
「仕事が楽しければそれに越したことはない。でも、仕事を楽しんでいる人ばかりじゃない。生きるために、家族を養うために、しかたなく仕事をしている人も多い」と。

そんな時は、言い方を少し変えてみてはどうでしょうか。
「家族と一緒の楽しい時間を持つために、仕事をしている」と。

それだけで、仕事に対するモチベーションが上がります。仕事を「嫌だな」と思う気持ちも小さくなり、ストレスも軽減されるのではないでしょうか。

 

 

視点を変えればすべてが「したいこと」

 

ある人は、医師から「たばこを吸っていると、肺の中はこんなに真っ黒になるんですよ」と写真を見せられて、何度も禁煙に挑戦しました。でも失敗。
ところが、禁煙して気持ちよくなった我が家で、孫と楽しく遊んでいるところを想像したら、禁煙できたそうです。

ですから私は、日々の生活の中のすべての活動は、「したいこと」または「したいことのため」と、視点を変えるようにしています。

たとえば、部屋の掃除をするのも、自分の役割だからではなくて、「気持ちよく過ごすため」と、無理やりにでも考えるようにしています。

ですから今の私には、仕事も家事も趣味も、同じ「したいこと」です。

 

 

できないことがあってもいい

 

ということは、私にとって「忙しい」とは、「すべきことがたくさんある状態」ではなく、「したいことがたくさんある状態」です。

そう考えると、プレッシャーややらされ感がなくて、毎日が心穏やかです。

とはいえ、あっせったり、バタバタすることがないわけではありません。

「したいこと」にも、期日があるモノがあります。

たとえば、講演活動は、私がしたいことのひとつですが、いつ行うか決まっています。その準備もそれまでに完了しないと、講演はできません。


このところ、したいことはいっぱいあるのですが、なぜかそれらがはかどらないような気がします。
気のせいなのか、歳のせいなのか……(笑)

「したいこと」ですから、できないことがあっても自分を責めなくてすみます。
できることを、ひとつずつ楽しみたいなと思います。
(完)

 

 

 

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