国際学会AMWC Asia in 台北に参加〜その1〜 | 美容外科開業医の独り言

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レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

ゴールデンウィークを利用して、台湾で開催された国際学会AMWC (Aesthetic Medicine World Congress) Asia-TDACに参加してきました。美容医療領域の商業的国際学会ではAMWCとIMCASが双璧です。そのAsia regionも毎年開催されており、コロナ前は両方に参加していました。今年はちょっと海外出張続きのため、IMCASはお休みして、このAMWC Asiaだけ参加にしました。

学会のSecretary GeneralであるChao-Chin Wang先生に招待され、講演や座長の仕事をさせて頂きました。

 

台北の松山機場に到着後、そのまま台湾新幹線に乗って高雄へ。

恒例の台鐵弁當。台北駅の売店で購入です。ここの排骨ご飯が大好物。ご飯にタレが染み染みで美味い😋

 

高雄到着。くまモンではなく高雄熊。

 

高雄に行った目的は遊びだけではなく、Dr. Chao-Chin Wangとご飯を食べながら2人で色々なことを話そうと前々から約束してたのです。

 

レストランはミシュラン星付きのLiberte。日本人シェフが高雄で開いたお店です。

 

台湾テイストを上手く取り入れていて、美味しかったです。

 

 

 食事後は旧友のDr. Peter Pengから連絡が入り、彼の自宅に行って夜中まで熱く語り合いました。飲んだお酒は茅台酒。高いアルコール度数ですが香り高く、ついつい深酒。

でも、こういう席で話す内容がすごく勉強になるのです。2人とも台湾を代表する美容皮膚科医。ずっと仲良くしてくれていて、いつも様々なアドバイスをくれます。仕事の話から家庭の話まで、楽しかったです。謝謝。

 

 

そして台北へ移動。101そばの台北國際会議場が会場です。

 

学会にはFacultyとして参加登録。

 

 まずは業者さんのブース巡り。

 

大々的に広告して目立っていたのはSofwave。当院でも人気のたるみ治療機器です。

 

そしてレディエッセも。日本ではあまり使われないbiostimulator, collagen enhancerの注入剤ですが、私は好きでちょこちょこ使ってます。

コロナ禍で国内にいると、偏った情報に囚われてしまってましたが、企業ブースを巡ると、ああそうだったんだぁと思わず唸ることも多々ありました。

 

さて、初日のセッション。

My best case: interactive discussionという内容で、Wang先生から依頼されて教育的な面白い話をしてくれという事で、10年以上アンチエイジングの治療をした結果を講演しました。このセッションは発表時間は短く、座長や演者との討論で盛り上げようという企画です。英語が得意ではない私にとっては結構ハードル高めでしたが、日本大好きなヨーロッパの重鎮Marini先生と鋭い発言の台湾の重鎮Chang-Shi Lin先生を座長に、いつもnon-stop talk全開のタイのRungsima先生、仲良しの台湾のShangli Lin先生、オランダのPirayesh先生などと白熱したトークができて一安心。

 

初日から錚々たるメンバーと仕事して疲れた〜という感じでした。

 

日本ではここまでがっちりした討論をすることなど殆どありません。自由に発言して、経験や知識をシェアして盛り上がる国際学会で揉まれると、日本の学会のジメジメ感がなんとも辛い。

 

さて、2日目の報告は次回ブログにて。