久々の韓国出張 | 美容外科開業医の独り言

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美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。

週末は久々に韓国ソウル出張でした。以前と同じく1泊2日の弾丸です。

今回のメインはAlma lasers Koreaのイベントに招かれてRadiative RF テノールの理論と臨床、長期経過についての講演でした。

まずは土曜朝便でソウルに着いて、そのままランチミーティング。テノールの開発責任者であるAlex Britvaと久々の再会。工学的な話盛り沢山で脳みそ破裂状態でした。もう1人のAlma lasers本社の女性がベジタリアンとかで、なんと日本食でランチ😭

焼肉食べたかった〜


韓国の女性社長Yujin Jungの強い希望で画像がかなり加工されてます(笑)


夕方まで話し込み、そのあとはフレンチディナー付きの講演会に参加。30分ほど講演させて頂きました。そのあとはディスカッションタイムをびっちり20分程度。






部屋に戻る時間もなく、そのまま夜の宴へ。韓国Dr達のアグレッシブなカラオケを聞きながら、深夜まで色んな話を語り合いました。この情報交換の時間が大事なんです。

しかし若い先生方は元気いっぱい。初老のオッサンには辛い😅




さて、翌朝、寒いのでホテル内のフィットネスクラブで軽くRUNした後、前日と同じく講演。

またもやしっかりディスカッション。



今回は長期経過の報告をさせて頂いたのですが、最近テノールの効能がprejuvination という造語で語られるようになり、つまりは老化の早期予防という側面が韓国では脚光を浴びています。私の日頃の発表がまさにピッタリという事で今回招待されたのです。

私のコンセプトがアジアでも受け入れられてきた事に感謝です。以前、韓国は即効性を求める事が多かったのですが、予防的側面も重視していく考えも少し受け入れられるようになったそうです。


そして休憩なく移動して、DEMIRE2023に参加。


韓国美容医療関連では大規模な学会の一つで1000名以上参加するとか。ここでは様々な症例を供覧しながら治療法を討論するという実践的なセッションに演者として招待されました。


国際学会ではないので韓国語での発表が基本ですが、私のために通訳をつけてくれて様々な症例を討論しました。

以前と異なり、韓国ではダウンタイムの少ない治療が主流となり、日本との差異が殆どなくなってきました。つまり我々の以前から重視している考え方、治療法が韓国でも受け入れられるようになったという事で、私の治療戦略も興味深く聞いてくれるようになりました。アジアの治療はグローバル化しているとでも言えるのでしょうか、先日見学に来たベトナムのDr.と話してもそう感じました。



これでやっとお役目終了。

一緒に講演したCho 先生、Kim先生と記念撮影


最後は空港まで車を手配してくれて移動。

過密なスケジュールで帰国の途へ。

あれ、韓国料理何も食べてない❗️

そう思い金浦空港でビビンバ食べるも、ちょい微妙でした。



相変わらず英語が下手で苦労しますが、語学力より内容が大事という事で今回も精一杯の仕事をしてきました。今年は海外から沢山オファーがあるので、さてどう取捨選択していくか考え中。