台湾での国際学会AMWCにて講演 | 美容外科開業医の独り言

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ゴールデンウィークも終わり、本日から仕事です。

とは言っても、仕事で台湾に出張でした。

AMWCという毎年モナコで開催されるヨーロッパ系の国際的美容・抗加齢の大規模な学会のアジア版です。

今回台湾の皮膚科学会TDAと一緒に、アジアで初となるAMWC Asia開催となったそうで、

有り難いことにお誘いを受け、講演をしてきました。

ただ、学会は土日でしたので、休みを利用して3日の木曜に日本を発ち、少し観光もしてきました。

新幹線に乗って,台中へ。有名な「宮原眼科」(医療機関ではありません)でアイスを。

 

宝覚寺で大きな金色の布袋様に圧倒されました。

何だか運が良くなりそう。

 

その日は日月潭という湖に宿泊。

 

そして台北へ戻り、いよいよ本番。

 

2人の講演者だけのセッションだったのですが、予想に反して満席。

第2世代ピコ秒レーザーPicowayの日本での使用経験と新しい顔全体照射テクニックについてお話ししました。

今回もよく喋りました、ド下手な英語で。

質疑応答もあり、その後もフロアで質問もされ、なかなか充実した講演となりました。

 

一緒に講演したWang Chao Ching先生と。すっかり仲良くなりました。

 

今回のAMWC、皮膚科系の真面目な学会と共同だったためか、国際的な学会と異なり台湾のドクターがどこまで考えて治療しているのかうかがい知ることができるセッションも多く、非常に勉強になりました。

特にピコ秒レーザーの作用機序は組織学的な部分も含めて、日本で論議されている内容を遙かに凌駕するものでした。メラニン系に関しては欧米でもそこまで討論されていないですし、論文になってもおらず、初めて知ったことも多々ありました。

その後、個人的に色々ディスカッションさせて頂き、沢山の知識を持ち帰ることもできました。

 

しかし、日本人参加者は片手で数えるほど。

ガラパゴス化が進んでいる日本の美容医療。。。。

 

さて、食レポも。

なかなか予約が取れないレストランMUMEへ。

台湾も今、フレンチなどの料理が洗練されてきました。トップクラスは日本を凌駕しています。

美容医療と同じです。

 

もちろん、美味しい中華も。ご夫婦で参加された日本人ドクターと一緒に。

まあまあかな。。。。

 

台湾はやはり地元に密着した料理も欠かせません。

豆乳。

 

あまり載せると、何しに行ったのと言われそうなので、このあたりで。