牧野植物園で閉館までいるか迷ったのですが、やはりこの機会に桂浜へ行ってみようと思い立ちました。
事前の調べによると、高知の観光は高知駅から主要な観光地を回る《my遊バス》を利用するのが安価に効率よく回れます。
空港からホテルに荷物を預けた時間帯は、バスのタイミングと合わなかったのでタクシーで牧野植物園へと。 約¥1500
牧野植物園から桂浜へはそのバスもあったのですが、出発時間に合わせるか見学時間をぎりぎりとるかで迷い、結局バスでなくタクシーになりました。 約¥2,500
一人旅の良さは、気ままに心のまま自由に動けること。
何もかも自分で調べ、計画して選択する旅になります。
全てがスムーズにいくとは限らないけれど、それも旅の面白さですね。
タクシーは割高になりますが、その分時間短縮と運転手さんとの会話で地元のおすすめ情報を仕入れることが出来ました。
高知に来たと実感したのは、独特のイントネーションのある土佐弁です。
国内ですが、異国へ来たような新鮮な感覚がありました。
海は久しぶり・・・。
波打ち際に行くのは、急に高い波が来るということで禁止になっています。
坂本龍馬も眺めていた海・・・。
浜辺から少し階段を上ると、坂本龍馬像があります。
雄大な太平洋、力強い波を眺めていると、いつの間にか自分の中に投影されて、龍馬のように既成概念に囚われることなく柔軟な発想力と行動力で切り拓いた気持ちになるのが分かるような気がします。
四国の中でも高知は、太平洋に面して細長い土地です。
必然的に、外へ目を向け革新的な考え方になるのでしょう。
環境がもたらす人への影響は、徐々に基礎の部分にも浸透していく。
龍馬と桂浜の対で見ることで、心の奥のエネルギーにスイッチが入るような特別な海岸に思えてくる。
龍馬が愛し、月の名所でもある桂浜。
最後の観光バスが行ってしまうと、一気に人影もなく寂しい。
牧野植物園での興奮熱も、夕暮れの海で平熱に下がりました。
17時30分発高知行きのバスに乗車しましょう。