【アドラー心理学】神経症にならなくても、言葉で言えばいい | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

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自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

今日の大阪は朝からかなり雨が降り、

梅雨入りしたかも?

と思わせられる天気となりました。


一旦涼しくなるけれど、この雨が終わると

暑くなるんでしょうね。

心地よい天気の時期が短いですねぇ。



さて、週末に哲学者であり

アドラー心理学研究者、

ベストセラー「嫌われる勇気」共著者の

岸見一郎先生のオンライン講演会を受けました。


私がいつも受けるのは前半講演会、

後半質疑応答のハイブリッド形式なのですが、


今回は質疑応答から書きますね。

まず最初に私が先生に質問したことは

最近晴れないモヤモヤについてでした。

(相談内容)

「先日たまたま行くことになったお店が

思ったより私の中でのコスパに合わず、

喜んでもらえて結果オーライなのに

後からモヤモヤする」


でした。

相手ではなく、自分の中の課題なのは分かって

いるけれど自分でしっくりくる結論に

辿り着けず、酷く痛くはないけれど、

何か刺さっているようで

気持ち悪いモヤモヤでした。


すると先生に開口一番に

「相手がこの店をやめようと言って

くれることを期待していたのでは」と言われて、

「あーーーーそうだ」とストンと腑に落ちました。


この金額払うくらいなら別の店いきたい。

と思ったのに相手に言えなかったこと。

そこに囚われて「この時間を楽しむ!」

という決心が足りなかったことも。。

身に覚えあり過ぎです。


「宮本さんすぐ黙っちゃうから、

ちゃんと言おうよ」と岸見先生に言われ、


まだまだ言語化せずに心のモヤモヤを

作り出している自分に気がつきました。


相手は自分の期待を満たすためにいる

わけではない!(もちろん私も!)

知ってるつもりだったのに

どこかで人に期待していたんだなぁ。反省


さて、自分がした質問から書きましたが

講演会の報告続きを書きますね。



黒太字 岸見先生

普通黒字 私の頭の中


自分が世界の中心にいると思っている人が多い

自分が注目されていると思っているものを外す


今までと違う考えを持ってみる(してみる)

すると違う反応がある。

それが怖いので人は自分を変えたく無い


カウンセリングを受ける前と後で感じ方が変わる。

変わりそうな予感がある。

そのような感覚を持ってもらいたい


朝ドラ 「虎と翼」を見ているが

「問題児の心理」というアドラーの本が出てくる

(戦前に刊行)

「子どもの教育」というタイトルで岸見先生が

後に翻訳している本。

主人公の弟が読んでいる本として出てきた。


アドラーは問題児という言葉を使っていなかった。

アメリカで翻訳するときに問題児という言葉が

使われた。

アドラー自身は「教育をするのが困難な子ども」と

表現していた


矯正するのが難しいのは

「長年に渡って培われた誤った考え」に

基づいて行動しているから。

問題ではなくて改善点に焦点を充てていく


(人それぞれ)問題が起きたとき、

どう解決するかのパターンがある。


ある時「こんな風に生きていこう」と決めて、

そのまま生きている。

改善の余地がある→行動に現れる


今の朝ドラは家庭裁判所を設立する話

なのだそうですが、劇中で岸見先生の翻訳した

「問題児の心理」

という本が出てきてサプライズだったそう。

朝ドラで自分の手がけた本が出るって

なかなかできる体験じゃないですよね。


その中で「問題児」と表現されているけれど

アドラー自身は問題児という表現は使わなかった

のは「レッテル貼り」を避けたのかもしれません。


アドラーが「性格」を「ライフスタイル」と

表現しているのは、

どこかで決定した誤った自分の考え

だからこそ「考え直し」をすれば良いと

思ってもらいたいから


前半で書いた、私自身のモヤモヤも

相手に先回りして私の望むことになるとこと

期待していて、コミュニケーションとしては

誤った部分。


これは長年に渡って私自身が培った解決の

パターンなので、相手に言ってもらうことを

期待するのではなく自分自身で

「この店はやめよう」と言えるように

なることが正しいコミュニケーション


子どもがお腹痛くて学校休んだ後に

お腹痛く無くなるのも

「学校に行きたくない」を症状で出している。


「学校に行きたくない」と言えるように

なれば症状は必要ない。


そんな岸見先生のお話を思い出しました。

知ったからには症状を出さないように

言語化や決心していこう!



今日も応援しています♪