【アドラー心理学】自分の小さな決意と変化 を侮っちゃいけませんぜ! | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

心のコンシェルジュかずみんのブログ '

自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

GWの前半が終わり、合間の平日。

全てお休みで連休の方もいらっしゃるかな?


私は前半のお休みは夫と出たり、

友人と会ったり、

お茶のお稽古行ったり。


と、あっという間に終わってしまいました。

あまりGWという感じもしないのですが、

週末以上の人の多さを見て

「連休だったか」と実感。


でも、人が行かなさそうなお店や時間を

選んで行ったので、ほぼ待ち時間なく

快適に過ごせました。


友人の好きそうなお店をピックアップした

日は「ナイスプレゼン」と言われ、

鼻が高くなりました!





岸見先生の講演会の質疑応答の中で

岸見先生の返答部分をピックアップ!


質問の内容は質問者さんの方のプライベートに

関わる部分でもあるので書きませんが

返答の部分だけでもご自身の心に響くものが

きっとあります。



黒太文字 岸見先生

普通文字 私の脳内トーク


<変わりたいけれど変われない人へ>


A 人生は競争ではないし、進化でもない

(と先生は思う)

 老いてくると出来ないことが増える。


 人が前に進むことを進化というと、

 老いたら「自分は進化していない」と

 思ってしまうので

 (先生は)支持していない。


 新しいことは急にはできない。

 予測できないことに対して

 「でも」をやめる。


 そして「今日は○○をしよう」

 「やめよう」と具体的目標を決める。


 できなかったら「なぜ出来なかったかを考える」

 そして、ハードルを下げてチャレンジ。

 出来なくても自分を責めない


 アメリカで男性が家の前で手を振ると

 決めた人がいた。

 それでその人の家の前を通る人が増えた。

 その事を書籍に書いた精神科医がいて、

 今、日本で岸見先生が私たちに話している。

 1人の人間が起こした影響は思ったより大きい



「変わろう」と思っても

自分へのハードルが高く、


大きく変わっていないといけない。

と思う人は少なくないと思います。


私自身も元々「全か無か思考」という考え方の

癖があり、100%の「ある」でないと

自分で認められない気質がありました。


その考え方でいくと「少し」の変化はゼロ。

「出来ていない。ダメだ」と思ってしまうのです。


こんなにやったのに出来ないならやめよう


と物事を諦めてしまうことも、ありました。

初期の頃の講演会で岸見先生が「変われない」

と嘆く私たちに


振り返った時に、思えば遠くに来たもんだ。

と思う日がきます


と言ってくださっていました。

その頃から、1年、2年、3年。。。そして10年

近くたち


「思えば遠くへ来たもんだ」


の距離は振り向く度に遠くなっています。

こんなに遠くなったから、もう完璧!!なんて

思いたくもなりますが


「アドラーが身につくまで生きてきた半分の

年月は覚悟してください」


という言葉も思い出すと、結構遠くまできたけど

先はまだまだあって、ゆっくりじっくり変わって

いけばいいんだな。とも思えます。


上記の言葉の中で、先生が例に挙げた

アメリカ人の男性


その方(確か車椅子の方だったかな)は

自分に出来ることが少ない中で、

「家の前で行く人に手を振ろう」と決め、

実践した事がアメリカで大きな反響が

あったそう。(私もネットで記事見たような)


日本で岸見先生の口から私たちに届き、

そして、その話をまた私がブログで書いて

読んでくださっている皆さまに。


自分の小さな決意が他の国にまで届いて

いるなんて思わないですよね。


でも、自分が「ちょっと」と思う事は

実は大きなものなのかもしれません。


私もひっそり、このブログを書いていますが

これを読んで

「生きるのが楽になった」とか

「幸せな気持ちを思い出せた」とか

「生きようと思えた」


と思ってくださる方がいるかもしれない!

誰かの人生のお役に立てている!

なんて思いながら、いつも書いています。


自分の小さな決意と変化

侮っちゃいけませんぜ!


今日も応援しています♪