【アドラー心理学】親の人生を生き、親が幸せであること | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

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自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

最近、暖かい日が続いているからか

蝶々をよく見かけます。


ふわふわと飛ぶ姿を見ていると

思わず捕まえたくなるのは

最近始めたゲームのせいか、

それとも元々なのか分かりませんが

狩猟本能が活性化してしまいそうです。



さて、先週末に受けた岸見先生の

アドラー心理学&哲学講演会の続き


今回は親ができること


「親」となっていますが、友人との関係、

上司や部下など職場の人間関係で

困っていらっしゃる方も気づきがあると

思いますのでシェアします。


「親」を「上司」と入れ替えて

読んでみるのも良いかもです。



黒太文字 岸見先生

普通文字 私の脳内トーク



親ができること


1、親が深刻にならないこと

 (周りの同情を得ようとしない)

  親は子供にとって安全な砦。

  そこに親がいるから安心


  親が悩み絶望し、苦しんでいたら

  子どもは自分が親を苦しめている。


  自分は(その親の態度で)

  責められていると思い、希望を失ってしまう。


  すると、子どもは親にも頼れないと思い、

  繋がりを感じられなくなる。


  親との繋がりを感じられたら子どもは

  自分で自分の課題を解決する勇気を  

  持てる


  子どもが教室でトラブルを起こした時、

  親は子どもの話を聞き、言い分を理解する

  ことに努め、より良い行動について子どもと

  話す


  叱ると即効性はある、 

  けれどまた同じことは起こる

  (親や教師と関わりを持つため、

   屈折した承認欲求で同じことをする)

  

  子どもを絶望させない為にも支配や

  依存ではない繋がりを持つ


  親の人生を生き、親が幸せであることが大切


  親は世間の味方を得るか、

  子どもの味方でいるか

  子どもの味方でいる、仲間でいる


  自分に価値があると思える援助をする

  自分の事を好きでいられる援助


  対人関係に入ると傷つく事も起こり得るが

  そこに直面する勇気を持ってもらいたい。

  叱られていると自分を好きになれない。

 

  子どもの思いついていない良い面について

  伝える

  (例)暗い→優しい

  


子どもにとって「親」はとても大きな存在。

その親が深刻になっていたり、取り乱していると

子どもは とてつもなく大きな事が起こっていると

感じてしまうように思います。


しかし

「引きこもりの子どもの

親がのほほんとしている」

と思われたくない為に、大きく嘆き悲しみ、

「私は頑張っている」と周囲にアピールして

しまうことが起こりやすいようです。


周りの人にどう思われるかは親(自分)の課題。


子どもの課題と自分の課題を切り分けて、

子どもの自立の援助をして行かねばなりません。


その為にも

親は親の人生を生きていい。幸せになっていい


という事を認識しておく事が大切。

「引きこもりの子がいる親は不幸せでないと

いけない」なんて事はないのです。


親が心の安定を取り入れ、

子どもから相談されれば真剣に答える。


親でも上司でも

「なにかあったら、この人に相談出来る」

と思える精神的に落ち着いた相手がいると、

子どもは安心して行動が出来ます。


いえ、子どもだけでなく

大人になった今でも同じですね。


今日も応援しています♪