古代文明に触れて感じる「今」 | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

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自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

今日の大阪は久しぶりに

良いお天気となりました。


暑すぎず、寒すぎず丁度いい気候は

身体にも心にも優しいですね。


先日、吉本新喜劇に行きましたが、

もう一つ行ったのが

「古代メキシコ展」


昔から古代エジプトと同じように

古代メキシコにも興味があるのですが


展示が大阪に来ていると知らず、

来客があったお陰で行くことができました。


実は昔、友人が行く時に便乗させてもらい

メキシコに行った事があり、


当時は今のようにスマホも

なかったのでガイドブックに

書いてある内容をちょっと読み、

あまり知識ないまま古代都市

ティオティワカンへ行きました。


今回の古代メキシコ展は

当時知らなかった事

(もしくは発掘されていなかったもの)

との新たな出会いのような気持ちで拝観


(展示の一部です。展示品全て撮影可です)


ティオティワカンは古代メキシコの

古い都市で 

・太陽のピラミッド、

・月のピラミッド

・羽の生えた蛇の神殿(ピラミッド)


など巨大な石の建造物があり、

近くに行くと、その大きさは圧巻!


これほどのものを作れる文明が

遥か昔にあったことに驚きます。


(2003年に王墓に繋がる地下トンネルを

日本人調査隊がメキシコと協力して発見!)


しかし不思議なことに10万人近くの人が

住んでいた高度な文化を持つ、

世界有数の大都市がなぜか消滅して

しまうのです。


ティオティワカン人は文字を持って

いなかったため歴史などが文章として

残っておらず、

今現在も衰退した理由が分かって

いません。


世界有数の大都市が消え、

存在を忘れられていく、、


気候か、宗教か、侵略か。

なんだか想像を掻き立てられます。



また、王墓の中で指令棒が見つかった

ことも更に想像を掻き立てられました。


これでピラミッドの上や神殿で

采配をふるい、儀式をし、国家を動かして

いた時に使われていたかも知れず、


もしかして、ティオティワカン滅亡の

最後の指令もこの指令棒で出してたりして。


そんな想像をしていると

遥か昔の異国の王様が

時代に翻弄され思い、

悩む1人の人間として感じられます。


これが時代を超えた共同体感覚なので

しょうか?


今回私は特に訪問経験のあるティオティワカンに

注目して書きましたが


他にもマヤ文明、アステカ文明の展示も

多数展示が多数あり、

当時の宗教感に基づいた装飾や儀式に

加え、


暦を正確に読んでいたとされる展示など、

今の私たちが有り難く使わせて

もらっている文化も展示されていて

繋がりを感じます。


オマケですが

私的サプライズはマヤ文明パレンケの王の妃

「赤の女王の装具品」の展示!

アジア初公開だそう


ネットで見たことがあったのですが

実物が見れるとは夢にも思わず大興奮


赤の女王の装具本物は会場でぜひ!

(ミイラはいません)


こういう物を見てていつも思うのですが
作った人たちも、飾られている人も
何千年も後に、ガラスのケースの中で
人から観察される日が来るなんて
夢にも思ってなかっただろうなぁ

そんなことを考えながら時代を行ったり
来たりする感覚を楽しみ、

どの時代でも「いま、ここを生きる」が
大切だなと思ったのでした。

今日も応援しています。

大阪は2024年5月6日まで
国立国際美術館で開催されています。

古代メキシコ展 (東京会場での説明)