先週に突然入った訃報
週末にお別れをしに広島に帰っていました。
顔を見るまで信じない
そう思いながら
お通夜会場へ
そこには生前と変わらない笑顔の写真
そして本人が大好きだったサザンの曲が
かかっていました。
そして顔を見ると、まるで寝ているような
綺麗な顔で横たわっています。
その方には私と同じくらいの年頃の
娘さんがいて、
「お母さんの最年少でほぼ最長の
友達の和味さんに連絡しなきゃ」
とスマホの中であちこち
連絡先を探って私を見つけて連絡をしたこと
きっとお母さんは私に来て欲しいはずだと
思った事など聞きました。
私がアドラー心理学を学ぶにあたって
「対等の関係」
として思い浮かぶ20以上歳の離れた友達
会えば話は尽きなくて、
会わなくてもお互いのことを一生の
友達だと思っていて
これから歳を重ね、
「もしボケて和味のことを忘れたら
どうしよう？」と言われ
「大丈夫！何度でも自己紹介するから」
と、最後の最後まで、
どんな状態になっても
一生付き合っていく人だと決めていたのに。
ボケる前に逝ってしまいました。
沢山泣いて
沢山本人に恨み言言って
娘さんと本人を目の前に
「いま本人が話出来きたら、文句言うよね」
なんて泣き笑いして
最後に姿が見えなくなるまで
お見送りしました。
お通夜やご葬儀は
本人の為だけでなく
見送る側の心の区切りのために
少しずつ自分の中で整理する時間
そんな時間を持てて幸せでした。
みなさんは大切な人との別れ、
どのようにお過ごしになりました
でしょうか？
大切な人を亡くし
こころの整理がうまく出来ず
時が止まってしまう方もいます。
少しずつ、自分なりの方法で
こころの整理をしていけたら
いいのかな、と思いました。