先週末に受講した哲学者であり、ベストセラーの
「嫌われる勇気」共著者の岸見一郎先生の
オンライン講演会のまとめ、続きです。
今回は「アドラーの難しいところ」を
挙げて説明をしていただきました。
一つ前の記事に書いたように
「アドラーの言うことは分かっていても出来ない」
と感じる方は下記のどれかで
躓いているかもしれません。
岸見先生の言葉は黒太文字
普通の黒文字は私の脳内
アドラーの難しいところ
その1:即効性がない
→出来ると思ったことを生活で実践してみる
挨拶、叱らないなどで明らかに対人関係が
変わることもあるが
それ以外は即効性はないと感じる人が多い。
即効性はないが有効性はある
きっと、アドラー心理学を途中で諦めてしまう時の
上位に挙がるのは即効性がないことかもしれない。
岸見先生の講演会に行き始めた頃は
お母さんたちが多く参加している会でした。
一つの課題に対して「来月までチャレンジしてみる」を
繰り返しているうちに子どもたちも成長し、
また新しい課題が生まれて、また先生に相談する。
その繰り返しの中で
少しずつ自分たちの中に定着させていく
期間は最初は長く感じました。
でも受講回数を重ねる中、
課題に直面した時、岸見先生の言葉が頭に浮かび
自分で解決できる事も増えてきて
みんなで
「リトル岸見先生が肩に乗ってたよねー」
なんて話をしていました。
そのうち、リトル岸見先生が肩に
乗ってなくても解決出来るようになってきて、
自分で課題を解決している感覚が
分かるようになってくる。
即効性は無いけれど、有効性はある。
納得です。
・理想からの引き算をしない
→他の家の子が良い子に見えて、
勉強をしない自分の子どもを引き算してしまう
目の前にいる子とどう生きるか。
現実の(目の前の)子どもを受け入れる
ところからスタート
(生きているだけでプラス)
どれだけ理想から遠い子だとしても、
一緒にいるしかない
先生は例として「子ども」を挙げられましたが
これはどんな人にでも、そして自分自身にも
言えること。
どんな人だって頭の中の理想から引き算して
見るとマイナスにしかならない。
マイナスから見てしまうので、良い面を見たとしても
0に戻す為の途中のマイナスになってしまいます。
まずはありのままを受け入れることから
スタート!
お互い地面に足をつけて前に進む感覚が
持てるように思います。
課題の分離(誰が最終的に責任を受け取るか)
→分離して、自分の課題でないからと
子どもを捨てる人もいる
分離してから協力する
課題の分離も少し難しく感じる一つかもしれません。
課題の分離はまず最初に「誰の課題なのか」を
分ける事。
そこから相手の課題なら「協力の申し出」、
自分の課題なら「解決の手伝いのお願い」、
と言うように立場が変わります。
この協力をするか、してもらう為だと知らず。
実際に
「勉強や学校のことは子どもの課題だから」
と子どもを放任と言う名の「子捨て」した方を
知っているのですが
それは、もう驚くような方法で復讐をされていました。
子どもさん本人が自分の人生を投げ捨ててまで。。
仲間としていること。そして協力大切です。ほんと
文章が長くなると文字制限に引っかかって公開
出来なくなったので続きは次回へ
今日も応援しています♪