【アドラー心理学】を自分の人生にどう当てはめていくか | 心のコンシェルジュかずみんのブログ '

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自分自身の心との付き合い方、パートナーシップ、その他の対人関係全般をより良くする為のヒントや、楽しくなることなどをお伝えしていきます。

週末に久しぶりに哲学者であり、

ベストセラー「嫌われる勇気」共著者である

岸見一郎先生のオンライン講演会に

参加しました。


その間にすっかり夏が終わり秋。

早いのものです。

今年の夏は旧友たちとの再会


日本はもちろん、アメリカ・イエメン・UAEの

友人の訪日もあり コロナが落ち着いて

世界が動き出し始めたことを実感する夏でも

ありました。


今はイスラエルとガザ地区が緊迫していて、

世界情勢から目が離せませんが、


まず身近な人との関係を良好にしていくことが

戦争の無い世界を作っていくのではないかと

今回の講座を受けながら思いました。


講演会のまとめを書くのも久しぶりなので

また、新しい気持ちでやっていきます。

お付き合い下さい😊




岸見先生の言葉は黒太文字



アドラーは


感情と理性

こころと身体

意識と無意識(→これは先生が言われたかは不明)


は分割出来ないと言っている


分かっていても出来ないと思う人がアドラーを

受け入れない。



アドラーを学び始めて、

厳しい心理学だと実感する一つが

ここかもしれません。


以前の講演会で先生が出していた例を

思い出すと

「ついカッとなって怒った」

というのは感情と理性を分割していて


「本来私は怒るような人間ではないけれど、

理性が飛んでしまったから仕方ない」


と自分のせいではないように言っているようなもの。

アドラーの言う、「感情と理性は分割できない」を

当てはめれば

「私は相手を屈服させるために

怒りという感情を使った」


と自分の目的を達成させるための

自分で決めた行動を認めることになる。


それは誰のせいでもなく、行動の責任は全て

自分にあるということ。


「アドラーの言うことは分かっていても出来ない」

と言う人は、

自分の行動の責任を取るのが怖いのかも

しれません。




アドラーを言葉としては分かっている。

それでも

本当に分かっているのかは不明


アドラーは正しい宗教

アドラーはかなり正しい(きちんと考えないといけない)


哲学者 森有正はデカルトのように

生きると言っているが、

自分はアドラーのように生きるではなく、

アドラーの言っている事のように生きる。でいる 

アドラーだとしても間違っていることもあると考えておく


アドラーの事を知ったら世の中が変わる経験をする


理論としてアドラーを理解しても意味はない

自分の人生にどう当てはめていくか



岸見先生は時折、

「アドラーの考え方に

賛同出来ない点があれば言う。」

と講演会で話していて、


実際、今の時代にそぐわない事は、

はっきり

「自分は違うと思う」と言われます。


初めて先生がアドラーに対して

「賛同出来ない」と仰ったのを

聞いた時、


既にこの世にいないアドラーと

対話しながら研究を続けていらっしゃると

感じて


妙にアドラーが「人」として身近に

見えてきたのを思い出します。


アドラー心理学の元を作った人だから

間違いない


と盲信してしまうと

全てが正しいと思ってしまう。


でも1人の人間だったと思えば

「間違いだってあるだろう」

と思い、自分の考えや意見を持てる。


そして、盲信してしまうと

その正しさから正義を振り翳して

他者を傷つけてしまうことに繋がる

ように思いました。

それが大きくなれば戦争ですよね。


私自身、講演会で自分の言動について

先生に質問し、

本当にアドラー的に実践できていたかを

検証したりします。


毎回ホッとしたり、反省したり。

その繰り返しが大切だと思っています。

今回はホッとした件でした。


少し長くなってきたので続きは次回


今日も応援しています♪