3月16日、友人が被災地に物資輸送を行い、そこで見聞きした事です。

日本でも、ガソリン不足が原因で、略奪が行われています。
今売り切れ続出のガソリンの供給が急務です。

時間がありません。

今会社が出来る経営資源で、メディアとの連携を
とって行きたいと思います。


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■抜粋(本文は下のほうに書かれています)

名前は恵美ちゃん、29歳のシングルマザーだ。
私たちは彼女から想像を絶する話しをきく。
(まるで、被災地生活、半年以上もあるかのように
冷静に語る彼女は、もちろん4日の経験しかない。)

橋の向こう側は天国、こっち側は無法地帯、川には死体が浮かび、
コンビニはガラスが割られ略奪、販売機はバールでこじ開けられ
中身がない。

車はあっちこっちでひっくり返っていてタンクキャップは開いて
いてガソリンを抜かれている。

車についている”支援物資運搬中”のステッカーは略奪者に
狙われるので危ないと聞き即撤去。

小学校に物資を届けたいと言ったら、皆がたかってきて危ないか
らやめた方がよいという。

「警察を呼んでいこう!」との誘いにも、警察はそれどころでは
ないと簡単に却下されました。

さらに、彼女の話では、転がっている車の中にはまだまだ死体があり、
最初の頃は小さな子供が電信柱にぶら下がっていたそうです。

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でもこれは物資が被災地の避難所には届いたものの、ガソリンが
無いために、避難所に入れず他の場所に集まりできている被災者の
コミュニティには全く物資が届いていないことで、起きているものです。

地震から今日で7日目を迎えました。
この週末に訪れる、3連休が被災地・被災者にとって
体力・精神的にも限界です。

なんとかメディアの力でガソリンが無い状況を打開して下さい。
時間がありません。


以下、本文1、と本文2です。



■■本文1■■

本日の報告をさせていただきます。
 一緒に行っている○○社長も状況報告を書いてくたので、
結構転用させていただいちゃっています。
(添付写真は1.jpgは打ち上げられた船に折れた電信柱です。
2.jpgは皆から託された物資を被災者に渡して写真を取らせていただきました)

1.jpg
$20代、2度目の起業日記  [株式会社アイカンパニー 代表取締役 宮守 和明 ]-1.jpg

2.jpg
$20代、2度目の起業日記  [株式会社アイカンパニー 代表取締役 宮守 和明 ]-2.jpg


宮城県の石巻市に着いたら大変なことになってました。
 雪交じりの雨でべちゃべちゃの橋の上で傘も持たず大きな
ビニール袋を持った泥だらけの若い女性に声をかけました。

「食べ物いりますか?良かったら乗っていきますか?」

その問いかけに
「はい、助かります!本当に助かります!」
との答え。

 どうやら、自分の家から歩いて片道40分かかる街の中心
に行き薬を探しに言っていたところでした。
一緒にいたお兄さんは足が悪く足を引きずっていました。

 彼女に声をかけるまで、市役所や学校を回り、
「食べ物はもう足りているしもっと必要なところがあると思うから、
別のところで使ってください。」と言われていた我々にとっては、
ようやく想定していた答えが返ってきました。

 名前は恵美ちゃん、29歳のシングルマザーだ。
 私たちは彼女から想像を絶する話しをきく。
(まるで、被災地生活、半年以上もあるかのように冷静に語る彼女は、
もちろん4日の経験しかない。)
 橋の向こう側は天国、こっち側は無法地帯、川には死体が浮かび、
コンビニはガラスが割られ略奪、販売機はバールでこじ開けられ
中身がない。車はあっちこっちでひっくり返っていてタンクキャップは
開いていてガソリンを抜かれている。
車についている”支援物資運搬中”のステッカーは略奪者に
狙われるので危ないと聞き即撤去。小学校に物資を届けたいと
言ったら、皆がたかってきて危ないからやめた方がよいという。
 「警察を呼んでいこう!」との誘いにも、警察はそれどころ
ではないと簡単に却下されました。
 さらに、彼女の話では、転がっている車の中にはまだまだ
死体があり、最初の頃は小さな子供が電信柱にぶら下がっていたそうです。

 彼女の家まで行っておにぎりや缶詰めなどを渡すと、
もっと困ってる人がいるから助けてほしいと言われ、お寺に向かう。
津波の潮が引かず、水没していてなかなか目的地に着けない。
 やっとお寺に着くと300人程度の人々が非難しており、
ほとんどの方が家ごと流されてしまい、瓦礫すら残ってないという。
 女性が20名くらいで炊き出しを作っていて声をかけると
大変喜んでくれて続々男手が出てきて持ってきた物資が運び込まれる。

住所:宮城県石巻市渡波字仁田山二番地  洞源院 小野崎住職
   ※他の必要な所にも彼らが案内してくれます。


 皆さんの協力で、先方は300人と少数の団体であったことも
ありますが、
「こんなにたくさんいいんですか!他にはまわさないで良いのか?」
と大変喜んでいただきました!
皆さんの心を届けた瞬間でした。無事、任務遂行出来ました!

本当に必要とされてるところを探すのはかなり困難です。
 簡単に行ける非難所はすでに物資が足りていて、行き辛い
ところや、避難所に入れなかった人々には食料が足りてない状態です。
 今回の我々の強行支援「被災地へGO」はこの目的を十分果たせたと、
個人的にはとても嬉しく思っております!

 最後に彼女は、これからは病気が広がると怖いと言っていました。
彼女達の戦いは、今この瞬間も続き、更にまだまだこれからなのです。
 それを思うと、何をしても、どんなことをしても彼女達には
全く足りないと思いしります。

今、猛吹雪の中を東京に向けて走る車の中です。



■■本文2■■

こんにちは、○○です。

レポートは○○さんから行っていただいたので、
私からは報告と相談です。
以下長文になりますが、宜しくお願い致します。


昨日東京に戻り、○○先生に電話を差し上げ、
日本赤十字社に行って参りました。
私が訴えたのは以下のことです:


被災地の避難所には物資はあるけれども、
避難所に入れず、他の場所に集まりできている被災者のコミュニティ
には全く物資が届いておりません。

それを踏まえて、避難所だけではなく、連絡手段のない
被害の大きい被災地を回り、現地の人たちに声を掛け、
避難所以外にできている、被災者の避難のコミュニティの
場所を聞いて回って、物資を届け、配給してもらいたいと
お願いしてきました。


そのお返事として、現状、精一杯やっているが、
そこまでの手が回らないということでした。

通常の災害時は、地元のボランティアや団体などが
それぞれの集落を回ったり、情報の共有に率先になって
取り組むそうですが、それらすべてが壊滅状態で
機能していないそうです。


したがって、私はせっかく生き残ることのできた生存者が
餓死したり、物資の取り合いで争いを起こしてしまう可能性を
懸念しております。
実際に、私達が訪れた石巻の海側ではもうすでに、
被災者同士の暴行などが沢山起こり、
完全な無法地帯と化しているとのことでした。



地震から今日で7日目を迎えました。
この週末に訪れる、3連休が被災地・被災者にとって
体力・精神的にも限界です。

また、この週末を過ぎれば国や自治体、自衛隊、消防
などが動き出してそういった細かいコミニティにまで回って
くれるのではないかと私は感じています。


テレビでは2日前までは個人からの物資は仕分けが困難なため、
迷惑だと言っておられました。


物資があるところと無いところの差が激しい、オフィシャルではない
避難所や私が訪れたような小さなコミュニティには物資が全く届かず
悲惨な状態であることを昨日、今朝の報道から、各社訴えだしてくれました。

これは、報道各社がやっと本格的に被災地の街中に入りだしたから
把握することができたとのことです。

避難所目前なのに…燃料なく物資の山も運べず
読売新聞 3月17日(木)3時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000099-yom-soci

こちらの今日昼前に掲載されたヤフーのニュースの記事にある通り、
オフィシャルな避難所に置いてある物資は、ガソリンが足りないために
届けることができないとのことでした。


私が今回被災地を訪れて、本当にたった4日間で
本当に頑張って国や自衛隊や消防、警察も動いて頑張ってるなと
思いました。


1997年の阪神大震災と異なる点は、被災地が広すぎるために
消防や自衛隊が努力しても、すべてをカバーすることができない
程広範囲ということです。


そんな中でも破壊された道路を舗装し、被災地まで行けるようにし、
難船や何千何万に散らかった車や家屋を道路の
端によけて最低限前へ進められるようにしてます。

物資もあれだけの数の避難所には届き始めておりますし
電気や水道などが通ったり、ガソリンが
届き出したりしたら私達がやれる事は義援金とかに
なるのかなと思います。

今回の地震は誰も想定していなかったほどの規模で
本当に今は手が回らないんだと思います。


僕も最初は阪神大震災の時に
現地に入ったけど呆気にとられて何も出来無くて今度こんな
事があれば少しでもやれる事をと思ってただけやったんです。


実際に行く前から僕自身行って与えれる事より見て感じて
与えられる事の方が多いと思いました。


自分達の環境について
絆や一生懸命生きようとする力
言い出したらきりがない程感じたし与えられました。


僕も会社頑張って事業やって行かないとアカンし
お金も時間も力もありません


でも日本の国が本気の本気でやってもこの状況なんです


過ぎた時間は戻らないし
この何日間は僕達のやれる事は小さいけど
大きな意味があると本当に思います。


具体的にどういう手段でやるのか?


先ほども触れましたが
せっかく助かり一生懸命生きようとする
人達がいてこの何日間が正念場で、私達には
恵まれた環境と家族や仲間がおり、
幸せな暮らしができてます


赤十字の人も
言っておりましたが
とにかく海岸沿いの被害のひどい被災地の
人達が各地困っているようです


津波を免れた高台になった寺や学校キャンプ場
とにかく現場の声を聞きに行けば判ります


そこに僕達が物資を届けるのか?


避難所にある物資を取りに行ける
ようにガソリンを届けるのか?


ガソリンを運ぶ会社に運んで貰って
地域のコミニティをを見つけてくばらせるのか?


どんな方法が一番なのか判らないですけど
この週末何かやりたいんです。



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本内容に関する取材等は、宮守までご連絡下さい。
実際に現地に赴いた方の連絡先をご紹介致します。
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東京電力の現場の専門家が命をかけて必至に対応している最中、
怒りをあらわにして、情報が来ない事を非難するのはやめてほしい。


「一体どうなっているんだ。連絡遅い」首相、東電本社で激怒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000531-san-pol
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110315/plc11031508240017-n1.htm

東京電力の方も、やるべき事は分かっている。
それをわざわざ政治主導で進めるために、政治家に説明をする暇はないのだ。


菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110315-OYT1T00086.htm


菅首相が出来る事は、

国民が一丸となって、被災者救済の措置を取るよう促す事、
関東全域に対し、政令(内閣が制定する命令)として節電を呼びかけ、
一人一人に対し、お願いをする事
各メディアに対し、重複報道を控えさせ、節電協力、もしくは役割分担を
明確にして、被害を助長させる事なく正確な情報伝達を行わせること
そして全面的に東京電力をバックアップし、各社・各機関との連携を
スムーズに進めさせる事
さらに非常事態宣言を出し、各国に救援を求める事。

これが国のトップが行うことである。

各機関に権限を委ね、極力スピードを上げた対応が取れるよう、
情報収集と、各決済を迅速に行うことにある。


被災地では、一日対応が遅れることで何人もの人が亡くなっている。
原発の現場では、命をかけて漏洩を防ごうとしている人たちがいる。

その他色々なところで懸命に対応して下さっている人々の事を伝え、
必至に国を牽引していって欲しい。
「23区はずるい」などの発言が相次いでいる。
自粛して欲しいと願ったところで変わらないのだろうが、
言わせて貰いたい。

今23区を止めて、東電やドコモ、au、ソフトバンク、NHK、NTT
東京ガス、警視庁、水道局、首相官邸の各機能を麻痺させた場合、
関東全域だけでなく、本当に日本が機能しなくなる。

そして誰も救えなくなる。

これでも、その発言を繰り返すのか?
考えて自粛してほしい。

就職サイト リクナビNEXTからの取材


リクナビNEXTの経営者インタビューに取り上げられました。

というか、4月かららしいのでまだ出てません。


営業トークなんだろうけども、
「弊社で選ばせていただいた企業様のみ、
 対応させて頂いているんですよ~」

なんて言葉に乗せられて、掲載に至りました。

4月掲載、まもなくアップされますよ。
乞うご期待。


Circuit City(サーキットシティ)の閉鎖


このサーキットシティという名前を聞いて
思い出す人はどれだけいるだろうか。


あの『ビジョナリーカンパニー2』で
偉大なる企業として紹介された会社だ。


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1月17日から閉店セールを行っていたCircuit Cityが全店舗を閉店する。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/06/news055.html


 昨年11月に経営破たんした米大手家電量販店
Circuit Cityが、3月8日に全店舗を閉店する。

 同社は1月17日に全米567店舗で在庫一掃のための
閉店セールを開始した。

セールは最高で8週間行う予定だったが、
「多くの店舗に記録的な数の来店者があり」、
予想よりも速いペースで商品が売れたと、
同社の清算を進めているGreat American Groupは述べている。
在庫を売り切った一部店舗は既に閉店しているという。

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同じようにワコビアを買収したウェルズファーゴも
危ないというニュースが流れている。


両社に共通している点は
『ビジョナリーカンパニー2』掲載企業。


もちろん、本で書かれた時期と今は相当違うだろうが、
考え方によっては『ビジョナリーカンパニー2』神話が
崩れた形なのかもしれない。


ただし、手法で間違っているとは思わない。


あの考え方は時代を超えて正しい。
では、なぜこうなったのか。


経営者としてしっかり考えていきたい課題です。



2月最終日



今月は色んな企業様にもお声を掛けていただき、
比較的良い形で進めることが出来ました。



感謝、です。


ちなみに私は営業よりも面接対応。


応募総数52名。


今週だけで、16名の方とお会いさせて頂きました。


より私たちの理念と共有でき、
更に同じ目線で仕事が出来る人たちと
最終的に握手をしていきたいと思います。


さあ、クオーター最後の月に突入!



 
求人の応募状況


面接に終われる日々が開始しました。


満を持して開始した求人ですが・・・。


なんと、大盛況。


今日の時点で、採用1名に対して応募者が32名。


多分応募された方でもこのブログを見ている方が
いると思いますが
はい、こういう状況です。


限られた時間の中での対応なので、
書類審査自体のハードルも厳しくなりますが
出来る限り、しっかりアピールしていただいた方に
まずはお会いしていこうと思っています。


とても喜ぶべき事と受け止めて
真剣に面談を進めてまいります。


よろしく御願い致します。

求人募集を始めました。



いやあ、やっとです。



求人票にも書きましたが、公募という形で媒体を利用したのは
創業以来はじめて。



ダイレクトリンクのときに最後に求人を出したのは
2005年の後半だったと思うから、多分、実に4年ぶり!!


完全に採用担当初心者に戻ってますね(笑)。


今年の新しい動きです。


体制を整えた事もアリ、この状態から少しずつ拡大を目指します。
営業職の募集です。


昨今の動きから考えても、この時期での求人出稿は、
どういう結果が出てくるか、とても楽しみです。


多くの面白い人と出会えることを期待しています。



サルコジ大統領のいいこと


フランスが粋な事をしています。
個人的には、若者教育もあり、意外と良い動きかと思います。


■フランス政府が18歳の国民を対象に、新聞購読を1年間無料配達する
http://www.jinzai-business.net/column_details247.html


新聞制作費を新聞社側、配達費を政府が負担し、
それ以外の救済策も含めて財政負担は3年で
6億ユーロ(約690億円)になる。

<抜粋>
最近目にした奇妙なニュースのひとつに、
フランス政府が18歳の国民を対象に、
新聞購読を1年間無料配達するというのがありました。
若者の新聞離れを心配したサルコジ大統領が、
「若いうちに新聞を読む習慣をつけるべきだ」
と理由を述べたといいます。いいこと言うなあ。

 新聞制作費を新聞社側、配達費を政府が負担し、
それ以外の救済策も含めて財政負担は3年で6億ユーロ
(約690億円)になるそうです。
新聞業界の単なる経営問題なら
「特定の産業を支援するのはもってのほか」
という批判が巻き起こるはずですが、
新聞となると「活字文化」の問題がからんでくるので、
新聞社OBの私も無関心ではいられません。

 若者が新聞を読まなくなっているのは、
なにもフランス特有の現象ではなく、
米国もそして日本も同じ。古くはテレビ、
最近はインターネットの普及で、情報媒体は百花繚乱状態。
その結果、新聞は速報性や価格面で他の媒体に
とても太刀打ちできないハンディを背負うようになりました。
 今回の不況で、朝日新聞の08年9月中間決算(単体)が減収、
営業赤字になって話題になりました。
新聞業界では「勝ち組」とされてきた朝日でさえ
この苦境ですから、他紙は推して知るべし。
業界再編もいよいよ現実のものになるかもしれません。
 それなら、日本でも政府の支援が望めるかというと、
それはできない相談でしょう。万一そんな話が出たら、
「政府による言論統制が始まる」
「記事を信用できなくなった」
と猛烈な批判が沸き起こり、
部数は一気に減少するはずですから。
 裏を返せば、新聞情報の客観性、
中立性がまだ社会の信頼を得ているわけです。
日本新聞協会などの調査でも、国民の8割以上が
新聞情報を信用しているのに対して、
フランスでは半分程度が「信用できない」としており、
お国柄の違いは鮮明です。

<抜粋ここまで>


私は新聞の価値は今でも非常に高いと感じていて
それはもっと若いうちから身近にしていく必要が
あると思っています

これを国単位で行える政治というのは
なかなか魅力的だなあと思いました。