皆さま、こんにちわ
早いですね～10月も終わりです～
私は11月からセミナーなどで
年内はお仕事モード全開です
人混みや電車で出かけることが
多くなるので
風邪対策を
しっかりしましょう＾＾
～～大腿骨頚部骨折～～
どこの骨折
大腿骨はももの太い骨を言います。
ももの骨の上は少し細くなっていて
そこを頚部と呼びます
なのでその細くなっている
首の骨折を
大腿骨頚部骨折といいます。
原因は
転倒がほとんどです
でも普通に考えたら大腿骨が
簡単に折れるわけはないですよね、、
若い人は、よほどの外傷か交通事故の
ような大きな衝撃がないと折れません
ですが骨粗しょう症の進んだ
高齢者は、段差につまづく、
椅子からすべる、家の中で転ぶなど
ちょっとした動作で骨折してしまうんです
症状は
受傷直後からほとんどの方は
動けません
まず、脚を動かすことはできません
かなり痛みますので家で転んでも
その場から体制を変えることも
困難なため
当院には往診の依頼が来ます～
そして叩打などの簡単な検査をして
疑いがあれば入院設備のある病院へ
紹介をいたします
治療は
ほとんどのケースで手術となります
骨折した部分を金属のプレートなどで
接合する方法と
人工骨頭置換術です
後者のほうが主流となっています。
当院のケースでは保存治療で
治した方は ただ１人です(;^_^A
体格の良い８０代の男性でした
奇跡としか思えないくらいに
頑張ったと思いますよ～
手術を拒否した理由は
認知症の奥様をひとりに出来ないと
いうことでした
ただ、一般的に保存治療はかなり
難しいので手術を おすすめします
なぜ保存治療は難しいか
これがとても大切です
昔、、手術法が進んでいない頃は
大腿骨骨折の治療と言えば、自宅で
ず～～と寝ているだけでした
骨癒合まで２～３か月ですよ
ご高齢者ですから それはも～～
寝たきりになっちゃいますよね
そうなると血液循環が悪くなり
細菌が繁殖しやすい環境となります、、
体位変換も骨折なのできません
で、体に炎症がおこり肺炎をおこして
しまうんです(沈下性肺炎)
重症化して死亡してしまっていたんですね
以前は、高齢者の大腿骨頚部骨折の
死亡率は高かったんです
なので今は手術による治療が殆どです
予後は良好ですよ
前に書いた腰椎圧迫骨折もそうですが
骨粗しょう症の予防が大事ですね
日ごろから適度の運動をして
お日様に当たる
そして気分よく過ごすことですね
カラーを通じて
こころと身体を考える
宮久保整骨院