皆さま、こんにちわ
今日は気温が低く
エアコンのスイッチはＯＦＦに
できそうですね＾＾
今日は～骨盤の剥離骨折～
先日、男子中学生が整形外科で
ももの肉離れと診断され
でも痛みが引かないため来院され
ました。
私の診たところでは骨盤の
下前腸骨棘の剥離骨折の疑いがあり
もう一度整形外科の受診をおすすめ
しました＾＾すぐに確定診断はついたの
ですが、、、
では、どのような状態になると
剥離骨折を起こすのでしょうか
骨盤に発症するスポーツによる
剥離骨折は２タイプあります
(主に成長期のお子様です)
１ 下前腸骨棘タイプ
サッカーなどでボールを強く蹴る
動作でよくおこります
それは、この下前腸骨棘に大腿直筋が
ついてくるため脚を強く振り上げるような
動きをするとまだ成長段階にある軟骨が
剥がされてしまうのです
２ 上前腸骨棘タイプ
バスケットボールで繰り返しの
ゴール練習やサッカーでダッシュなどで
おこります
こちらは縫工筋、大腿筋膜張筋の
牽引力で剥がれます
どちらのタイプも発生頻度は高いです
なかなか治まらないももの付け根の痛みや
骨盤の下の違和感などありましたら
一度、専門の医療機関へ
受診をおすすめします
～治療方法～
ほとんどのケースで２～３週間の運動中止で
落ち着いてきます
当院ではテーピングなどで大腿四頭筋をフォロー
したりします
その後はストレッチの指導、PNF整体でリハビリを
おこないます
骨折といっても正しく治療していれば
生活に支障はあまりなく治癒できます
これから秋の大会のシーズンです
楽しく運動しましょうね
カラーを通じて
こころと身体を考える
みやくぼせいこついん