言葉以上のものにこがれていて、そのため、時にはただ黙っていたい | 覚醒のひかり

覚醒のひかり

縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)

 

 

 

 

ぼくはいつも

何か、言葉以上のものに

こがれていて、

そのため、時にはただ

黙っていたいのです

 

 


谷川俊太郎

 

詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家

 

 


 

 

みなさんは、毎日誰かと話をしたり、先生の言葉をノートに書き止めたりしますよね。

 


 

「言葉」が何故あるかなんて考えたことないですよね。

 

 


「言葉」はいつ生まれたのでしょう。

 

 


犬や猫やイルカにも言葉があるでしょうか?

 

 


もし宇宙人がいたとしたら、彼らの言葉で会話するのでしょうか?

 

 


詩人の谷川俊太郎さんは、「言葉」の専門家です。

 

 


その彼が言葉以上のものにこがれてるって言ってます。

 

 


どういうことでしょうね。

 


 

詩人など文学者や哲学者は、最初にインスピレーション(ひらめき)で何か“言葉以上“のものを捉えます。

 


 

そして、それを「言葉」にしようと必死で考えます。

 

 


頭の中の「辞書」と首っ引きで格闘するのです。

 

 


でもまだ言葉になる前の、「辞書」にはない言葉を探すのですから大変です。

 

 


辞書にない言葉は自分で勝手に発明しても誰にも理解されません。

 

 


だからみんなのわかる言葉に翻訳して、それをつないで詩や短歌や俳句、散文、小説にして思いを伝えるのです。

 

 


また、言葉は一生懸命探すと、ある時どこからか降ってくると言われます。

 

 


谷川さんが沈黙している時は、きっとそれを待ってる時なのかもしれませんね。

 

 


※インスピレーションは、ラテン語で「息が吹き込まれる」という意味。「直感的なひらめき」や「霊感」のことをいいます。







 

 


 

佐久間 博 著『きみを変える50の名言』より一部引用以上










それぞれが受け取った感覚を

それぞれの言葉にする




言葉になるのを

焦ることなく

じっと待つ




あるとき、ふっと

言葉が降りてくる




目の前のことに追われるモードに入ってしまうと言葉を受け取ることが難しくなります(ゆったりモードの時と比べると格段に質が変わります)。




モードは自分で切り替えることが出来ますから、あれっ!?私気持ちの余裕がなくなっているなぁ、、、と気づいたときには、ゆっくり深呼吸して、モードを切り替えましょ。




テレビのチャンネルを変えるように、、、




じっくりと自分の内に向き合うチャンネルに合わせてみよう!




本日もお読みくださりありがとうございました。




貫井(み)投稿