大地が人に属するのではない、人が大地に属するのだ | 覚醒のひかり

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縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)


 

 

 

大地が人に属するのではない

人が大地に属するのだ

 

 

あらゆるものは

つながり合っている

 

 

命の網(あみ)を

編んだのは

人間ではない

 

 

人間はその中の

一本の縄に過ぎない

 

 

 

酋長シアトルの手紙(1852年)

 

 




 

 

 

ワシントンの大統領が我々の土地を買いたいと言ってきた。

 

 

しかし、土地を売り買いするなどということが、なぜできるのだろうか。

 

 

我々にとって、大地は隅々まで神聖なものだ。

 

 

砂浜も、草地も、森を包む霧も、松葉の一本一本も聖なるものなのだ。

 

 

我々は大地の一部であり、大地は我々の一部だ。

 

 

花々は我々の姉妹で、熊や鹿や鷲は我々の兄弟だ。

 

 

湖の澄んだ湖に映る影は、我々の思い出を語る。

 

 

せせらぎの音は祖父の声であり、川は我々の兄弟だ。

 

 

川はカヌーを運び、子どもたちに食べ物を与えてくれる。

 

 

大気は尊いものでありあらゆる生き物と魂を共有している。

 

 

我々の祖父に最初の息を与えた風は、また彼の最後の息を受け取る。





 

 

大地が人に属するのではない、人が大地に属するのだ。

 

 

あらゆるものはつながり合っている。

 

 

命の網(あみ)を編んだのは人間ではない。

 

 

人間はその中の一本の縄に過ぎない。





 


もし、バッファローが皆殺しにされてしまったらどうなるのだろう。


 

森の奥の奥まで、人間の匂いがあふれ、緑豊かな丘の景色が電線で損なわれたらどうなるのだろう。

 

 

それは生きることの終わりだ。

 

 

我々インディアンが原野とともに消えてしまったとき、この岸辺や森はまだここにあるだろうか。

 

 

私の一族の魂が、少しでもここに残っているだろうか。

 

 

我々はこの大地を愛している。

 

 

赤子が母の胸の鼓動を愛するように。



もしも我々があなたがたに土地を売るようなことになっても、我々と同じようにそれを愛し慈しんで欲しい。

 

 

子どもたちのために土地を守り愛してほしい。

 

 

神が我々すべてを愛するように。

 

 

神はただひとつであり、インディアンであれ、白人であれ、我々はすべて兄弟なのだ。





 

 

 

T Vシリーズ『神話の力~ジョーゼフ・キャンベルとの対話・4死と再生』より一部引用

 

 

 

 

 

 

「酋長シアトルのスピーチ(メッセージ/手紙)」については諸説あり、多くのヴァージョンが存在する。



また、スピーチ自体、真偽が明らかでないという説もある。



それらを踏まえても、その言葉は美しく、感銘を受けるものとして、今でもアメリカにおいて語り継がれ、大切にされている。

 


 

 

 

レファレンス共同データベースより一部引用

 












 

 

 

今日はアースデイ、出来ることを見つけ、小さなことからでもいいから行動してみませんか?

 

 

たとえ小さな小さな一歩であっても、次へとつながる大きな一歩になるとわたしは信じています。

 

 

 

貫井投稿