人間が変化するときは、自発的でなければなりません | 覚醒のひかり

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縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)





人間が変化するときは、自発的でなければなりません。


他人の心を無理矢理変えてしまう事は誰にもできません。




石川勇一









私たちの霊性が開かれるのは、丁度、花が咲くのに似ています。




蕾は、条件が整い、時が来ると自然に開花します。




蕾を無理矢理開こうとすれば、花は壊れてしまいます。




ですから蕾が開きやすいような、適切な環境を整えて、適切な土壌をつくるように促しながら、後は時を待つしかありません。




セラピストは、花が咲くのを静かに待つ人のように、クライエントにおいて本人のスピリットが現れる時を密かに楽しみにして、高次への扉を開けて忍耐強く待っている存在です。




人間が変化するときは、自発的でなければなりません。




他人の心を無理矢理変えてしまう事は誰にもできません。




私たち人間は、自我意識が与えられているので、快楽主義者として生きることも、悪事を為すことも、不幸を味わい尽くすことも、あるいはスピリットに身を委ねることも、自由に選択する能力が与えられています。




しかし、選択の結果は本人が全てを負うことになるので、耳に痛いことであっても、きっぱりと注意を喚起することも大切なことです。







石川勇一

1971年神奈川県相模原市生まれ。早稲田大学人間科学部卒・同大学院同研究科卒。
現在相模女子大学教授、臨床心理士、日本トランスパーソナル心理学/精神医学会副会長、同学会学会誌編集長、ヒーリングスペース「アートマンの館」代表。
個人セッションのほか、瞑想会、瞑想&山巡礼リトリート、ヒーリング講座、ボディーワーク・ワークショップなどを開催。










「スピリット・センタード・セラピー瞑想意識による援助と悟り」より一部引用以上















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