ほとんどの人は、思いやりを身につけるのに一生かかると言っても過言ではありません。
しかもその段階に達して初めて、私たちは人間としての深淵(しんえん)なレベルの思いやりを体験するようになります。
そう、思いやりを実践することで、人はさらに思いやりについて学んでいくことになるのです。
ほんとうの意味の思いやりは、
まず自分自身に対して向けられるべきものだと思います。
まず自分自身に思いやりを持ち、
それを周りの多くの人たちに向けて広げていくのです。
つまり、自分自身を忌み嫌い、嫌悪しているような人は、他者を思いやることなど不可能なことだからです。
ダライ・ラマ14世
「ゆるす言葉」より引用以上
貫井投稿