あなたはあなた自身を愛することしかできません。  | 覚醒のひかり

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縄文時代にゆるゆる瞑想をしていた、シャンタンこと宮井陸郎(1940.3.13-2022.3.17)のブログ
【地球は国境のない、一つのうつくしい平和な星です】
【いまここをトータルに生きる】
いろんな人の言の葉を、分かち合いたいと思いまあああああああす!
(貫井笑店)

あなたは誰をも愛することはできません。


バガヴァン
自己(self)は錯覚を生じさせます。 
自己は本当には存在しません。

単に感覚器官の協調により発生したものです。

いろいろな心理的要素がそれを創り出しています。

それ自身の存在はありません。

常に、あなたはあなたがいると推測しているでしょう。

あなたはあなたがいると強く感じています。

それは、誰かがあなたを愛するときに起こります。

あたかも、あなたはあなたが居るように感じています。

そうすると、あなたは必要とされているように思います。

それは、大きな安心感と心地良さをあなたに与えます。

だから、あなたは愛を渇望するのです。

『あなた自身が愛だ』ということを発見しさえすれば、

あなたは、もう愛を乞うことはなくなります。

あなたがこれまで話してきた愛は、ただ愛を乞うているだけです。

ただ、愛を乞い続けていただけです。

もう、愛を乞うことはなくなります。

でも、この本当の愛を発見すると、あなたはただ愛を与えるようになります。

本当の愛を持つと言うことは、ほとんど悟ることと同じです。

あなたが悟るとあなたはそこにいません。

あなたがそこに居なく、あるのはただ愛だけです。

こうなると、あなたは愛を乞いません。

でも、まだそれが起こっていないうちは、不安や恐怖があります。

しかし、瞬間毎に自己は壊れ続けています。

そのため、それは何かを所有しなければなりません。

この土地は私のだ。

私はこの学位を持っている。

私はこの仕事を持っている。

私はこの事業を持っている。

私はこの名前を持っている。

私はこの名声を持っている。

これらのすべてがあなたを強化します。

だから、あなたは、これらをほしがっています。

これらの中で、一番強い強化は愛です。

誰かがあなたを愛している。

誰かがあなたのことを思ってくれている。

それが、あなたの存在の維持を助けます。

だから、あなたは常にそれらを追い求めます。

その人があなたより良い人を見つけた瞬間、あなたは終わりです。

それは、あなたがもう必要とされていなく、

それによりあなたの崩壊が始まるということです。

最近新聞にハーバードの学生が恋に落ちたとか、

それで相手の女性がそれに応じなかったので

殺してしまったとか書いてありましたね。

私の信望者の中にさえも、以前にこのダルマを見つける前に、

そういう人たちがたくさんいました。

ある人を好きになり、相手がそれに応じないと殺してしまいます。

または、悪態をつきます。それって、どんな愛なのでしょう。

あなたは、『彼女は世界で一番すばらしい人です。

彼女を愛しています。』

と言っていたのに、彼女が他の人が好きだと言った瞬間に殺してしまいます。

あなたは彼女が自分より良い相手を見つけたことをお祝いするのではなく…

あなたはそんな風にはしませんね。

『あなたが誰かを愛している』というとき、

それは『あなたがあなた自身を愛している』ということです。

じゃあ、このような愛とはいったいなんでしょう。

『あなたが誰かを愛している』というとき、それは

『あなたがあなた自身を愛している』ということです。

ただそれだけなのです。

あなたは決して誰をも愛することはできません。

そんなことがどうしてできますか。

あなたはあなた自身を愛することしかできません。

それで、あなたは『私はあなたをとても愛しています。』と言います。

また、『私は彼らをとても愛しています。』と言います。

これは、『私は私自身をとっても愛しています。』ということです。

『私が生存するのにたくさんの愛が必要です。』ということです。

そうしなければ、私は消えてしまいます。

私はそれを非難しているわけではありません。

ただ、状況を説明しているだけです。

私は皆さんに『恋に落ちてはいけない』とか、

『無になって完全に安心しなさい。』とか

そんなことを言っているわけではまったくありません。

私は、『それが人生の真実です。だから、どうぞ、おやりください。』

と言っているのです。

それは別に害ではありません。

私自身『私はこの人と結婚したい。』とか

『私はあの人と結婚したい。』

とか言う人に、いつも完全に祝福を与えて帰します。

このように、その人のレベルに合わせて

私たちは機能しなくてはなりません。