先月、女子プロレスラーで「TERRACE HOUSE(テラスハウス)」(フジテレビ系)に出演していた木村花さんが22歳の若さで亡くなったそうですね。
その原因のひとつが「誹謗中傷」によるものだとのこと。
番組名は知っていても見たこともないし、彼女の名も知らなかったが、ただ「誹謗中傷」のことだけは他人事ではなかった。
私は先月初めにインターネットを始めて24年になりました。
大学生だった1996(平成8)年から始めたので干支を2巡してますね。
きっかけはインターネットカフェがあるのを知人から紹介されたのと、当時推しのアイドルがTBSラジオ(系)の深夜番組でホームページを作ることでした。当時は週1ペースでネットカフェに通ってネットをする程度でした。
共用のパソコンでしかインターネットできなかったので、携帯電話なんかもってなければ、メールアドレスなんかももってませんでした。SNSなんてなかったからね。
ネットでコミュニケーションの場として活用されたのは掲示板とメーリングリスト。
メーリングリストは基本メルアド(メールアドレス)を持ってる人でなければ交流できないので、メルアドをもってない人も含めて不特定多数で交流できるのは掲示板だけでした。
今はそんな誹謗中傷を受けることも書くこともないが、かつては掲示板荒らし(今で言う「炎上」)で被害受ければ、反応にカッとなって書いたりもしたこともありました。
といっても書くのはマジの誹謗中傷ではなく、ほんとにいたずら程度。
それでも酷いいたずらもしたもんですよ。もう20年以上前の話。
例えば「きりん」という名ハンドルネームの短文一言掲示板(今で言うtwitterみたいなものだが)にビールねた(例えば「キリンラガー」「アサヒスーパードライ」「サッポロ黒ラベル」「サントリーモルツ」)のペンネームをいたずらで使って書き込みしたりしてました。
その掲示板荒らしで被害を受けたのは直接ではなく間接的ではあるが、興味のあるジャンルの掲示板だったから管理人に向けての誹謗中傷はかなり酷いものでした。
何せ、妄想記事を書くもんだから「嘘つき」とか「妄想野郎」とかってそのコメントばかり。
しまいには青汁のCMでおなじみだった俳優で悪役商会の八名信夫さんのマンガ動画を載せたりして集中攻撃してました。
そのたびに掲示板は何度も変えたのだが、中傷書くやつらも次々と目がけて襲ってくるので大変でした。
そして私がよく書き込みしてた掲示板にもその荒らし野郎は襲ってきました。
ほんとにいたちごっこですね。
私のハンドルネームも勝手に使われて、なりすましでコメントされたこともありました。
当時はインターネットするたびにこの掲示板見るのがドキドキするほど嫌でした。
今みたいに警察がサイバーテロ対策で通報できればいいが、そのようなシステムも当時はなかったし。
私は迷惑をかけられたし、かけたほうでもあるからね。ほんとに申し訳ないと思ってます。
今はSNSがあふれるほどあるので、サーバー管理者や警察などによる監視もしっかりしてるので、昔のような酷いようなことはないと思うが、やはり5ch(かつての2ch)とか見るとハンドルネームとか関係なく匿名で書いてるのでまぁ、好き勝手に書いてるよね。
ブログやtwitterなどの炎上だってたまに聞くからね。
最近、アメブロでもペタ(足あと)をもらってそのブログを見てたら、ある人のブログの誹謗中傷ばかり。
通報してブログ閉鎖されると、また別のIDでそのブログ開設してそのいたちごっこですよね。
なんかその人に恨みでもあるんでしょうかね!?
私も批判のブログ書いて、かなりお叱りのコメントもらったこともあるし、調子に乗ってカッとなってSNSに書いたりしたことあります。
どこで線引きすればいいのかよくわかりませんけどね。
私が誹謗中傷のターゲットにされたのは男性の掲示板だったけど、最近報道とかでターゲットにしてるのは女性なんですよね。
亡くなった木村花さんやジャーナリストの伊藤詩織さんといったしっかりした強い女性に向けて、意外に立場の弱い(かどうかは知らないが)男性らが誹謗中傷したりするんですよね。
言っちゃまずいが、女性が社会進出してどんどん強くなってる反面、男性が弱くなってるのも事実なんだし。私だって他人事ではありません。
それは現代社会にとっていいことなんだし。女性がいろんな面で対等で社会進出していくのは時代の流れだと思います。
子供の頃に、男の子よりも女の子のほうがしっかりしてるのだから、大人になれば男性が偉くなるのかと思ってたが、今となれば男女の関係は子供のときから変わらないものですね。
男性よりも女性のほうが細かいし、わりとしっかりしてるんですね。
子供を産むのは女性しかできないんだし、男性以上の苦しみをもって生きているのからすれば、男性からすればそんなのんきなこと言っていられないですね。
先日、私の故郷である沖縄県で県議会議員選挙が行われました。
結果は玉城デニー知事派の左派政党(立憲民主党や共産党、社民党など)や政治団体などの組織の「オール沖縄」が過半数を占めたが、自民党が議席を増やしましたからね。
沖縄と出てくると、やはり辺野古問題が絡んできます。当然「オール沖縄」勢は辺野古反対だし、自民党は辺野古容認(または賛成)の立場ですからね。
そんななか県議選に立候補し落選した40代半ばの男性が70代の農業の男性の顔面を殴るという傷害容疑で逮捕されたという記事がありました。
県議選出馬の男逮捕 男性の顔殴り傷害容疑「牛のことでトラブル」(琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1136437.html
(見出しと記事内容には実名を出してますが、ここではあえて伏せました)
沖縄県議選立候補者、傷害容疑で逮捕 顔面殴り引き倒し大腿骨骨折させる(沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/583595
傷害容疑で逮捕されたようだけど、実は「チャンネル桜」の記者をやってるほどの右翼系らしく、落選した選挙の翌日もtwitterで当選した女性候補らを恨むようなことを堂々と動画で言ってたようですね。
批判してそうで、実は恨みのあるような中傷にも思えないこともないかもしれませんが。
そうとうたちが悪そうですね。
ちなみに選挙の結果は下から2番目のブービーで落選でした。
私もカッとなっては殴りたくもなるし、たまに批判のブログも書きたくもなるが、どこが誹謗中傷の線引きなんでしょうか?
誹謗中傷のSNS書き込み見ると気をつけなきゃを思ってますがね。
傷つけてないようで、実は相手には傷ついたようなことになってることもあるし、ほんとに気をつけなきゃいけないですね。