◆古畑任三郎「しゃべりすぎた男(明石家さんま)」(1996年) | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真AC:RiiCoさん提供のフリー素材


裁判で小清水(明石家さんま)は、証人の主張を覆した。
婚約者・稲垣(小高恵美)も見に来て、憧れの視線を送っていた。
小清水「我々は依頼人のために荒っぽいこともするんですよ」

秘書に「午後10時に起こして」と依頼。
車を運転して、アリバイづくりをしてから向井(秋本奈緒美)のマンションを訪れた。
向井「これまで通りお金はちょうだいね。言っておくけど、あなたの家庭を壊すことなんて簡単なのよ」
頭に来てガラス製の水差しで殴って、殺害してしまった。
指紋を消していたところ、今泉(西村雅彦)が訪問してきた。
1階フロアのドアロックを解除。
小清水は外に出て、今泉は何も知らずに部屋へ入って行った。
今泉は倒れている向井を見つけ、マンションを出て逃げ出した。

今泉は、長期休暇中だった。
芳賀(白井佳男)が今泉のアパートに直行し、血まみれのコートを発見。
猛ダッシュで逃げたものの、逮捕され拘置所へ。
古畑が面会。
古畑も事件の担当を外されたという。
今泉は、自分以外にも、付き合っていた男がいたと話した。
知り合いだと言う弁護士の小清水が入って来た。

学生時代は花田と言っていたのに、小清水は被害者を「向井」と呼んでいた。
古畑は、ここを見逃さなかった。

小清水は現職警察殺人事件の弁護を引き受けることになった。
小清水は古畑に「作戦を考えます」。
現場を見せると言って、古畑は小清水を誘った。
運転しながら、小清水は「場所がわからない」
「部屋番号もわからない」古畑のワナには、小清水は引っ掛からなかった。
エアコンのリモコンがわかったところで「よく分かりましたね」
向井は猫を飼っていたけど、(猫アレルギーの)小清水が来る日は預けていた。
小清水は部屋を出てからクシャミをしたのを、しっかり古畑に見られた。

東京拘置所。
小清水は今泉に自白させて、執行猶予に持ち込もうとした。
古畑は「本当に自供したんですか?」
小清水「古畑さんには証人になってもらいますからね。法廷テクニックを駆使させてもらいますわ」
古畑も裁判を見に来ていた。
関係者は「水刺し」と言ったところ、小清水は「花瓶」と言った。

今泉によると、向井は真犯人のことを「先生」と呼んでいたという。
ホステスを証人を呼んで、今泉はやたらプロポーズをする男だと、裁判で明らかにした。
古畑は面会して今泉に「犯行を認めたら終わりだよ。利用されているのが、わからないか。あとはこっちがなんとかするから」

今泉は裁判が始まると、突然手を上げて「やっぱり僕やってないんですよ」この日は閉廷となった。
小清水「話が違うやないか」耳元で「死刑や」
古畑が「こうなったら、完全無罪で押し切るしかないですね」
小清水「白々しい」

古畑「事件の夜、どこに行ってました?事務所で仕事してました?」
小清水「アリバイ崩れたら、またおいで」
検察は、今泉がバラを持ち帰ったことについて、犯罪の隠蔽工作だと言った。
小清水がルンルンで事務所に戻ったら、待ち構えていた古畑「ご機嫌ですねえ」
小清水「花のことは初めて聞きました。負けだ」
古畑「アリバイ崩したらまたおいで、と言われたので来ました。転送電話って、便利なものがありますね。事務所には、2本電話があって、秘書は両方鳴らしたと言ってました。秘書は会話の内容を録音していた。1本目留守番電話のアナウンスが聞こえないです。本当はどこにいらっしゃったんですか? ニセのアリバイまで作って」
小清水「誰と会っていたか言えない。俺があのマンションに行っていたと言う証拠はあるのか」
古畑「ありません。あいつには人を殺せないってことを立証して見せますよ」
小清水「おかしなこと言うたら、尋問は中止や」
古畑「小清水先生、私はあなたが殺したんだと思っています。必ず尻尾を掴んでみせます」
小清水「頑張んなはれ」

証人尋問で古畑が証言台に立った。
小清水「手短に」
古畑「今泉は同僚として、最低の部類に入ります。しかし、これだけは断言できます。犯罪するような人間ではありません。私は真犯人を知っているんです」
裁判長「聞き捨てならないですね」
検事「何か証拠でもあるのか」
古畑「あります。昨日までの裁判記録のコピーです。小清水さんは一つだけミスをしました」
芳賀が水差しを持って、法廷に入って来た。
古畑「これは凶器と同じものです。これは何を見えますか」
裁判長、検事、秘書皆「水差し」と答えた。
古畑「これを花瓶だとおっしゃった人間がいるんです。今泉はバラを持って来た。しかし猫を飼う彼女の家には花瓶が無かったんです」
小清水のフィアンセは退席した。
小清水「もうええ」
古畑「それは自白と考えてよろしいですか」
裁判長「前代未聞です」
結審。
古畑は今泉のオデコに愛のピンタ。
小清水「君はええ弁護士になるな。今すぐ司法試験を受けるんや」
古畑「すぐですか」
小清水「決まっているやろ。僕の弁護するんや」

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さんまさんの演技も光り、テンポよく進んであっという間にエンディングになりました。
秋本奈緒美さんも憎たらしい役、西村まさ彦さんも間抜けな役がハマっていました。
楽しい再放送でした。
オチも見事でした。
改めて、三谷幸喜さん脚本に敬意を示したいと思います。


前回の「古畑任三郎」の記事はこちら(2021年5月22日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12676038539.html

では、明日。