買取大吉がスポンサーになった北九州ラウンド。
まだパリ切符を掴めていない世界ランク6位の日本女子は、韓国戦から運命の4試合に臨みました。
五輪のバレーボール女子の出場枠「12」のうち、すでに7か国(開催国のフランス、アメリカ、トルコ、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国)の出場が確定済み。
今大会で残る5つの出場枠に滑り込むには、予選ラウンド終了時の6月17日付の世界ランクでアジア最上位になるか、もしくは五輪出場権獲得チームとアジア枠とアフリカ枠を除く上位3チーム以内に入ることが条件となります。
日本は6月12日夜、初戦に臨み、韓国にセットカウント3対0でストレート勝ちしました。
韓国は、2021年東京五輪ではベスト4に入り、世界ランキングは14位まで上昇しましたが、「女帝」とも呼ばれたキム・ヨンギョンをはじめ、セッターのキム・スジ、さらにヤン・ヒョジンなどベテラン勢が、相次いで国際舞台から引退しました。
世代交代の最中のため、1勝8敗。
6月13日
世界ランク6位の日本は10位のカナダに2-3(25-23、25-22、20-25、21-25、14-16)で敗戦。
残り5枠のパリ五輪出場権を懸けた今大会の通算成績を7勝3敗とし、6大会連続五輪出場の確定はお預けとなりました。
翌日、ネーションズリーグ事務局は「昨日までに開催されたネーションズリーグ各ラウンドの結果を受け、FIVB/VWが最新のランキングに基づき計算した所、日本がオリンピック出場権を事実上獲得出来ることになりました」と発表しました。
世界ランクでカナダなどに抜かれる可能性が消滅し、出場決定国とアジア・オセアニア最上位、アフリカ最上位を除く上位3カ国に入ることが確定。
6大会連続五輪出場が決まりました。
6月15日
日本代表は同9位のセルビア代表と対戦。
セットカウント3-0(25-22、25-18、25-15)のストレート勝利を収め、準々決勝進出を果たしました、
福岡大会2勝目を挙げた日本は、大会通算成績を8勝3敗としました。
主力が出場していないセルビアは、3勝8敗。
五輪出場が決まっても、オリンピック予選ラウンドの組み合わせで少しでも有利なグループに入るために勝利を収め、世界ランキング上位を目指していくこととなります。
6月16日
ラウンド最終節で日本が迎え撃つのは、東京2020バレーボール女子で金メダルを獲得し、パリ2024で連覇を狙うアメリカ合衆国。
セットカウント0‐3(15‐25、18‐25、24‐26)のストレート負けを喫し、まだまだ実力差があるように感じました。
【ネーションズリーグ女子予選ラウンド結果】
第1週 トルコ・アンタルヤ
5月16日 ○ 3-2 トルコ
5月16日 ○ 3-0 ブルガリア
5月17日 ○ 3ー0 ドイツ
5月19日 ● 0ー3 ポーランド
第2週 マカオ
5月28日 ● 2-3 ブラジル
5月30日 ○ 3-0 フランス
5月31日 ○ 3-1 中国
6月1日 ○ 3-1 ドミニカ共和国
第3週 福岡・北九州市
6月12日 ○ 3-0 韓国
6月13日 ● 2-3 カナダ
6月15日 ○ 3-0 セルビア
6月16日 ● 0ー3 アメリカ
東京五輪後の21-22年シーズンは心身の不調で約1年間の長期休養を取っていた黒後愛が代表に復帰しました。
トルコ戦ではサービスエースを決めましたが、出場機会は限定的でした。
ファイナルラウンドは6月20日~23日にタイ・バンコクで開催されます。
女子ワールドカップ・プールBの記事はこちら(2024年9月25日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12821854693.html
では、明日。