◆鎌倉ものがたり ~堺雅人主演の大ヒットファンタジー~ | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真AC:すけラボさん提供のフリー素材


正和(堺雅人)と亜希子(高畑充希)が新婚旅行が終わり、亜希子は不安だった。
以前から正和が住んでいた鎌倉に居を構えた。
亜希子「この街はゆったりしているっていうか」
正和「東京とは時間の進み方が違うけど、そのうち慣れるよ」

正和の、作家としての筆がなかなか進まない。
編集者の本田(堤真一)が締め切り日に原稿を取りに来た。

鉄道模型で遊んでいたらヒントが進んだ。
本田を見送りした2人の前に、河童が目の前を通った。
怖くて亜希子は一人でトイレに行けなくなった。
正和が一人出かける日に「納戸には絶対に入らないように」
亜希子が物置を開けたら、鉄道模型の数々。
突然、キンというお手伝い(中村玉緒)が現れた。
亜希子「縁って、不思議なものですね」
正和は9万円もする鉄道模型を買ってきた。
納屋から作家・甲滝五四郎の原稿が見つかった。

2人は、妖怪による夜祭りに入った。
鎌倉に住む魔物たちの市場だった。
優子(吉行和子)から正和は話しかけられた。
「魔物専門のものは気をつけて。ここはお買い得なものが揃っているわよ」
亜希子は、盆と松茸をねだった。
市場を出てから正和「瀬戸の優子さんは、去年亡くなっている。寝たきりの主人がいるから
死神に申請して、残っていいことになった」

翌日、亜希子は松茸を味噌汁に入れた。
松茸を食べた正和は倒れ、体と魂が分離した。
キンが来て戻した。
「魔界松茸」と言って、人間には毒だと語った。
亜希子は味見の時に食べたため、魂が抜けやすくなっている。

鎌倉署の稲荷(要潤)がやって来た。
亜希子「先生なんかやらかした?」
正和「僕は心霊捜査課の顧問なんだ」
事件現場に呼ばれた。
霊媒師は被害者である金満夫人を呼んだ。
「後ろからやられたからわからない」
旦那・和夫(木下ほうか)にはアリバイがあり、捜査陣を小馬鹿にする態度を取っていた。
和夫が移動して犯行に及んだと考えた。
当日は道路が渋滞して時間がかかるため、江ノ電を利用したのでは無いか。
江ノ電の中で和夫を目撃した人物が皆無だった。
正和は、窓から江ノ電に飛び乗ったのだと考えて試し、事件は解決した。

亜希子「夫婦のことになると厳しくなるのはなぜ?」
正和「僕にだって話したくないことがあるんだ」家族の恥は言いたくない、とキレた。

喧嘩したその日、正和は1人小料理屋に入った。
帰り、優子の主人の通夜だった。
死神(安藤サクラ)も迎えに来ていた。
見えないはずの死神が、正和には見えていた。
丑の刻に黄泉の国行きの江ノ電があるという。

亜希子を連れてきた。
江ノ電の旧車両・タンコロを見た。
正和「亜希子にあの2人を見せたかったんだ」

正和は、家族の恥の話をした。
父親は調査旅行で家を開けていた間、母親は留守の間どこかに出かけていた。
子どもの頃、後をつけたら、弁当を届けていた。
大人になってあの家を調べていたら、マイナー作家・甲滝五四郎という作家が住んでいた。
「僕の本当の父親はその人なのか」
亜希子「その話は忘れましょ。私いい奥さんになりますから」
黄泉の国行きの江ノ電が旅立ち、霞の中に消えていった。

鎌倉中央病院
本田が病気で入院していた。
正和が見舞いに行ったら、あと1ヶ月だった。
本田「僕は歯がゆい。家族のことをどうしてやることもできない」
正和は、幽霊申請の話をした。
本田「どうしたら申請できるんですか?」

キンは、亜希子に正和の大好物を教えた。
しかし、エボダイを焦がしてしまった。
原稿にコーヒーをこぼした。
電話があり、書いていた原稿の仕事もなしになった。
キン「何か悪いものを連れてきましたな」
屋根裏に貧乏神がいた。
貧乏神「金持ちかと思ったら、わしゃ拍子抜けじゃ」
正和「金満夫人のところにいたでしょ。それなら止められたでしょ。出て行ってくれるんですね?」
貧乏神「あんた、この寒空の中追い出すのか?」
亜希子は貧乏神にも朝ご飯を出した。「お客様は神様です」
貧乏神「貧乏神になって800余年、こんなに優しくしてもらったのは初めてやけぇ」
亜希子「私、先生と一緒なら貧乏も平気ですよ」

病院では、本田が亡くなって、魂が死神と出ていくところだった。
死神「最近申請が多すぎて、財務的に破綻して、生命エネルギーは自前で調達してもらわないと。家族の寿命を削ることになる」
本田「それは意味ないじゃないか」
死神「それなら魔界転生コースがあるっス。あんまりお勧めはしないけど」
本田はカエルの妖怪となってしまった。
本田の妻を見に行ったら、家賃を滞納していて、大家から叱られていた。

亜希子は、貧乏神の荷物が気になって見せてもらった。
骨董品のような古い茶碗で、亜希子は家のお茶碗と交換すると言う。
貧乏神に、次の「金持ち」リストが届いた。
貧乏神「こいつを懲らしめに行く。あんたもつくづく変わりものじゃのう」と言って去って行った。
亜希子はもらった茶碗でご飯を食べるという。

本田はいいバイトを見つけた。
未亡人は同僚のヒロシ(ムロツヨシ)と仲良く帰って来た。
本田は「安心じゃないか」と強がり。

正和に電話があり、亜希子が走って探しに行ったところ赤い手に足を取られ転んだ、
編集部から明後日までに原稿に書いてくれないかという依頼だった。
亜希子は何かを落として、あたりを探したが、見つからなかった。

本田のアルバイトはゼズニーランドという遊園地での風船配り。
亜希子を見かけたが、知らない家族と一緒だった。

本田はヒロシに「里子から手を引け」
ヒロシ「嫌です。食い殺してみろよ。僕は絶対逃げない」と言って大の字になった。
本田はふざけるなと言って、去って小料理屋へ行った。
カウンター席で正和は咳き込んだ。
ママ「何かが取り憑いているみたい。私、わかるんです。はらった方がいいわね」
お札を玄関に貼ることを教わった。

帰って来た亜希子が家に入れなくなった。
正和「お前もしかして霊体なのか?」
亜希子「赤い手が出て転んじゃって。私やっぱり霊体なんだ。身体も見つかんない」
じゃ、身体探しに行くぞ、と言って倒れてしまった。

死神「幽霊申請どうします?」
亜希子「出します」
死神「先生は?」
亜希子「寝込んでます」
死神「実は、亜希子さんの生命エネルギー、ご主人の方から徴収させてもらってたんですよ」

正和が具合が良くなって起きたら、亜希子はいなかった。
置き手紙には、黄泉の国に行く、私の分も長生きしてください、と書いてあった。
正和はパジャマ姿で家を出て走った。
「何で黙って出て行くんだ。僕は亜希子と一緒に生きたい」
「わたし、すっごい嬉しい。でも決めたの。黙って見送って」

しばらくして死神が、「ちゃんと黄泉の国に送り届けましたよ」
正和「早すぎるよ。これからだったのに」
死神「あんなに寿命も残ってたのに」
正和「どうゆうことなんだ?間違っているんじゃないのか」
死神「遺体が見つからないから、どうしようもないじゃないすか」
本田が亜希子をゼズニーランドで見かけたのを思い出した。

鎌倉署の霊媒師に協力してもらった。
稲荷も魔物で、嗅覚に優れていた。
川原という家に亜希子の姿があった。
亜希子の身体に、川原の妻が宿っていた。
正和は怒ったけど、川原たちは謝るしかなかった。
自宅に帰って来て、亜希子とのことを思い出していた。

正和はキンに「亜希子を取り戻しに黄泉の国に行く。命を懸けて構わない」
五四郎の絶筆の作品に、黄泉の国への行き方が書いてあった。
幽体離脱をして、黄泉行きの列車に乗った。
列車の中で死神が気がついた。「何やってんすか、こんなところで」
正和「亜希子の体が見つかったんだ」
死神「マジっすか」
江ノ電は黄泉の国に向かい、終点に着いた。
死者たちの家族が迎えに来ていた。

裏で糸を引いていたのが、天頭鬼の仕業だとわかった。
甲滝に会いに、家にを訪ねたら、母親がいた。
甲滝五四郎(三浦友和)はヒゲ、メガネをかけたら、父親そのものだった。
父親は、母親を連れ戻せなくて、そのまま黄泉の国で暮らすようになった。
五四郎「なんてやつだ。天頭鬼、よりによって、あいつか?でも手がないわけじゃない。
お前も作家なら想像力で戦うんだ。お前たち夫婦の思いが本物なら、必ず切り抜けられる」

天頭鬼のところに亜希子がいた。
正和「迎えに来たんだ。鎌倉に帰ろう」
亜希子「でもダメ。天頭鬼に消されちゃう」
天頭鬼「誓約書を書くように」
亜希子は断った。
正和と亜希子は前世、もっと前から結ばれていて、天頭鬼にとってはやかいな存在だった。
天頭鬼「ようやくお前を消し去る時が来た」
正和は竹刀で応戦。
正和「亜希子、僕を信じられるか」
窓から飛び降りたが、想像で板があり、助かった。
駅に突いて剣道で、部下を倒した。
想像で江ノ電の現世行きを作り逃げた。
天頭鬼は追いかけて来て江ノ電を壊した。
ついに正和と亜希子は追い詰められた。
岩のところで亜希子は「どんなことがあっても次の人生で先生を見つけ出します」
正和「おれは手放さないって決めたんだ」
鬼「夫婦になると誓うんだ」
亜希子「誓い・・・」
「ます」を言うか言わないか寸前のところ、貧乏神からもらった茶碗が助けてくれた。
2人は器に乗って、現世に戻れた。
2人が海岸に降りた時、茶碗は力尽き、割れてしまった。
キンと本田が迎えに来た。

身体に戻って日常になった。
甲滝五四郎はペンネームだった。
教授にならないといけないというプレッシャーに耐えられなくなり、親には言えずに密かに小説家になっていた。

亜希子「いつかわたしもお母さんみたいに先生を支えられるかな」
正和「どうかな?」
亜希子「ひどーい」
正和は亜希子に聞こえないように「もう十分支えてくれているよ」
平和が戻った。

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鎌倉の持つ、雰囲気にピッタリ。
主役2人はともかく、堤真一、安藤サクラ、吉池和子、中村玉緒、三浦友和、脇を固める俳優陣が実力者ばかり。
全体を見て、カットするところが全く無かった。
テレビ放送された時には、宇多田ヒカルさんの歌はバッサリカットされていた。

堺雅人と剣道の関係「半沢直樹」「武士の家計簿」
毎回だが、契約時にあるのかな?


映画「鍵泥棒のメゾット」の記事はこちら(2020年11月15日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12638171798.html

では、明日。