遊文堂出版編集長の水嶋香苗（広末涼子）は部下に結婚することを伝えた。
「相手はまだ決まっていません。知り合いを紹介してください」
「社内には可能性は感じられませんでした」
手帳には12月14日結婚としてある。
（この発言に、部下は引いてしまうどころか協力してくれるようなので、日ごろからいい上司なのだろう）
殺し屋・信一郎（香川照之）が、車内でクラシックを聴いている。
サングラス、マスク、手袋をし、ターゲットを人さししてトランクに放り込んだ。
チンピラ風の目撃者もいた。
一人暮らしの武史（堺雅人）は、散らかり放題のアパートにいた。
1000円ちょっとの所持金を数えていた。
信一郎は、返り血を浴びたため、見かけた銭湯・玉城湯に入った。
石鹸を踏んで転んで、気を失い、救急車で運ばれた。
武史はこっそりと鍵を交換した
スーツを来て高級車に乗って帰った。
武史は、元カノの理香に金を返した。
2人で写っていた写真を返却され、1人泣いた。
加茂大学病院
武史は所持品を返しに来たが、本人は記憶喪失しているとわかって、持ち帰った。
信一郎は所持品から、桜井武史だと言うことになった。
武史は病院で大家と出くわして、滞納金を返した。
記憶が戻らない信一郎はノートとペンを買った。
山崎信一郎は納税書の住所を見てアパートに戻った。
知り合った香苗は車で近くまで送った。
武史は免許証を見て、信一郎のマンションに潜り込んだ。
信一郎は鍵を持ってアパートに入った。
カレンダーに翌日予定があることを知った。
香苗は、台本があるので役者だったのではと予想した。
香苗は出版社に勤めていて、演劇業界に知り合いがいるので、桜井武史について聞いてみることにした。
信一郎は、隣近所に何か知らないか尋ねて歩いたが、誰も知らなかった。
武史は死んでお詫びをするとカメラに録画した。
紐を探しているうちに、変装用の身分証明書を見つけた。
藤本からの電話があり、謝礼金500万を払うと言った。
アパートの郵便受けを指定した。
信一郎は、相鉄線いずみ野駅に着いて、撮影場所に連れて行かれた。
香苗の調査では、劇団マッシュルームは2、3年前につぶれて今はないそうだ。
武史は郵便受けを見ていたら、信一郎が戻って来た。
部屋は片付けてられていた。
香苗も訪ねてきた。
武史の遺書まで見つかった。
「35にもなって、定職もなくて、1人でこんなところに住んでいたら死にたくもなりますよね」
武史はそれを聞いて、帰った。
郵便受けで金が届いていないか見ていたら
「直接渡したい」と工藤のところへ連れて行かれた。
工藤（荒川良々）「岩城社長の件、ありがとうございました。
トランクの死体はもう片付けたんですか？プロにする質問じゃないですよね」
岩城の愛人・綾子から金のありか聞き出すという、次のミッションが出来た。
香苗は、取材でレストランに行くと言う。
信一郎も同行させてもらえることになった。
信一郎はノートを香苗に見せた。
「自分のことは自分で思い出したい。もしかしたら、知らない方が幸せかもしれない」
香苗も手帳を見せ、結婚することを伝えた。
アパートの前「知り合いになっていただけませんか？」
香苗「もうなってますよ」
武史がトランクを開けたが死体は無かった。
ネットの検索で、岩城社長の謎の失踪について調べていた。
信一郎は、撮影現場ではチンピラの役が評価されていた。
武史は雑誌社を訪問しコンドウについて、聞き出した。
武史は雑誌社の名刺を出し「岩城社長のことですが」
綾子「「あの人は殺されたんですか？」
綾子「あの家はあの人がくれたものです。お金があったら、人を雇って敵を取ってます」
信一郎は芝居に関する本を読み込んだ。
香苗の手作りの料理
信一郎は「美味しい」と言って、涙を流した。
「なんとお礼をもうしたらいいか」
香苗「結婚してください」
信一郎「私はこんな状態ですし、お金もないし」
香苗「努力してもらえませんか」
信一郎「いいんでしょうか？」
香苗「お願いします」
武史は信一郎の家のクッキーの缶に隠してあったお金を見つけ、綾子のための部屋を借りた。
香苗は部下にアルバイトを紹介した。
結婚に向かって急ぐ香苗。
信一郎「焦らなくていいんじゃないか」
香苗の父が亡くなり、信一郎も通夜に参列した。
香苗の父がスクリーンが降りてきて、メッセージが披露された。
生前のビデオメッセージも撮っていた。
「香苗、結婚おめでとう」と笑顔で話した。
式場スタッフがDVDを間違えた。
香苗の披露宴用のを流していた。
香苗と信一郎は実家へ。
昔から臆病で恋愛などしたことがないと言った。
香苗がクラシックのレコードをかけた。
岩城社長をヤル前に聴いていた曲だった。
香苗がレコードを取り替えて、後を振りかえったら、信一郎はいなかった。
逃げる当日、武史がスーパーの駐車場で待っていたら、車に工藤が助手席に乗ってきた。
盗聴していたので、武史の計画は筒抜けだった。
武史は工藤から逃げてマンションにたどり着いたが、
信一郎が来ていた。
「俺が助けてやる。その代わり、お前の人生このまま俺がもらうぞ」
信一郎「お前を殺すんだよ、あいつらの目の前で」
信一郎と武史は芝居の練習をした。
「どう見えるかが基本だ。ダメな人間だろお前は」
武史「人殺しに説教されたくないよ」
信一郎「岩城社長も殺してない、今頃沖縄でゴルフしてるよ」
信一郎は依頼が来たら、両方からギャラをもらっているという便利屋で生計を立てていた。
工藤の前で「コンドウ」殺す演技をするはずが、香苗も遭遇した。
3人で昔借りたアパートに入った。
新一郎は香苗に「ほれてんのか？」
工藤が信一郎のマンションに来た。
信一郎は吉田になりすました。
武史と香苗は綾子のアパートに忍び込んだ。
物置から綾子が出てきた。
盗聴器を見つけ、綾子に演技させた。
盗聴器を聞いていた部下が工藤に知らせた。
工藤が到着したら、綾子の死体と学生服を着た子どもの死体があった。
武史は「タバコを吸いながら「子どもは予定外だ。お前らのせいだぞ」
工藤は「匂いがしない。これから死体ではない」と綾子に蹴りを入れた。
香苗は「ビンテージのレアものばかり」
信一郎は工藤に「コンドウを刺す」
吉田が、連れて行くテイで、警察に空き巣を通報して
香苗を下ろした。
信一郎は腕時計を外し「やるよ、今日のギャラだ。
死ぬなよ。女で死ぬ奴がほんとにいるんだな」
武史「うるせい」
アパートまで送った。
「俺のこと笑えんのか」
「全部納得して生きてるやつなんていないよ」
車の中に、武史のモトカノと一緒の写真が落ちていた。
香苗は手帳を修正した「結婚・中止」
香苗は信一郎の几帳面なノートを見直した。
「大事なモノ・水嶋香苗」
同時に警報音がなり、胸キュン
目の前に電柱に衝突した信一郎がいた。
車を降り2人は抱き合った。
武史はアパートに戻った。
1階のニャンコが迷い込んで来て、飼い主の女性も付いてきた。
武史は「かわいいね」
1階の女性が、警報音と共に胸キュンした。
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見事に僕も騙された。
「半沢直樹」の名コンビが以前から組んでいた。
コメディータッチながら、「顔芸」封印してまでも、演技の幅の広さを感じた。
誰も死なない（1名病死を除く）コメディを楽しませてもらった。
なぜ武史は森口遥子を助けようと思ったのか、動機がはっきりしなかったのでは？
荒川良々が、親分の役なんて、出世したなあ。
『半沢直樹』の記事はこちら(2020年10月4日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12628856535.html
では、明日。