◆映画 マイケル・ダグラスの『ダイヤルM』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真AC:m18chさん提供のフリー素材


スティーブン・タイラー(マイケル・ダグラス)の運営する会社は業績が思わしくなく、チェルノブイリ並みのダメージを受けていた。
妻・エミリー(グウィネス・パルトロウ)が帰って来た。
エミリーは、ブロンドショートカットでスレンダー、そして資産家の娘。

エミリーには浮気相手がいてデビット・ショーと言う、売り出し中の画家だった。
スティーブンから電話があり、6時にショーの絵を見に来ることになった。

ショーの家はブルックリンのグリーンポイントにあった。
スティーブンは「エミリーが好きになるのもわかるよ。安っぽいがエネルギッシュだ。君の怒りがよくコントロールされている」
そしてスティーブンは「とぼけんなよ、家内と寝ただろう」
ショー「愛し合っているんだ」
スティーブンは、ショーが前科ニ犯ということも調べてあった。

スティーブン「50万ドルで妻を殺してくれ」
ショー「なぜだ?」
スティーブン「君には関係ないことだ」

エイミーは、ショーの部屋に指輪を忘れていた。

スティーブンは鍵の場所を伝え「10時に電話する」
ショー「もし計画通りに行かなかったら?」
スティーブン「行かせるんだ」

エミリー「今夜は行かないで。話があるの」
スティーブン「手遅れだよ。欠員を出すわけにはいかない」
スティーブンは鍵を抜いてボックスに入れた。
ポーカーに出かけた。

駐車場からマスクをした不審者が侵入。
スティーブンはデビットだと思って、簡単に侵入させた。
エミリーは風呂に入った。
スティーブン自身は支局に電話しながら、もう1つの電話機から自宅にかけた。

10時に家の電話が鳴った。
エミリー「だれなの?」
後ろから襲われ首を絞められた。
エミリーは、先端の尖った調理用温度計を暴漢の首に刺した。

スティーブンは車から携帯電話を捨てた。
家に着いたら、エミリーが、しくしく泣いていた。
スティーブンはキッチンのゴム手袋を捨て、ドアの鍵穴を壊した。
死体から鍵を取り、妻のホルダーにはめた。

モハメド・カラマン刑事が来た。
死んでいるかどうかの確認をした。
覆面を外したところ、スティーブンには知らない男だった。
スティーブン「家内に敵なんかいませんよ」
男の身元が判明した。

カラマン刑事は家族に電話でアラビア語を話した。
エミリーはアラビア語がわかって、刑事に同情した。

船でステージとショーが会った。
スティーブン「あの男は?」
ショー「バークレー時代に知り合った。俺には出来なかったよ」
スティーブン「今後のことは、いずれ知らせるよ」
ショー「なあスティーブン、それまで奥さんと寝ろってことか?」急に馴れ馴れしい態度を取った。

エミリーは、自分の鍵だと部屋に入れなかった。
管理人に合鍵を借りて入った。
キッチンにいて、包丁を見た。
後ろからスティーブンが声をかけてきたら、エミリーは包丁を向けた。
「もう貴方とは暮らせない」
親友の自宅に泊まることになった。


この先はネタバレになります:続きを読む場合は左端の三角マークをクリックエミリーは国連大使からスティーブンの損失について教わった。
「証拠金の上積みを要求されて、破滅です」

カラマン刑事のところにエミリーが訪ねた。
エミリー「主人が殺すために雇ったと?」
カラマン「十分動機になる。通話記録があり、アリバイがある。(被害者は)自分のアパートの鍵すら持っていないのが不思議だ」
ショーは録音していたのを聞かせた。
スティーブン「用は何だ」
ショー「残りの金。金ができなきゃ、アンタの名ぜりふを郵送するだけ」

エミリーは、アパートの209号室に行ってみた。
貧困層の暮らすような地区。
合わない自分のカギで入れた。

テイラーはニューヨーク銀行の貸金庫に来た。
現金を靴箱に入れた。
オフィスにエミリーがいた。
「鍵が入れ替わっていた。それが出来るのは世界で1人だけ」
スティーブン「恋人から君を守るためさ。やつはプロの女たらし。絵を習ったのはバークレーではない」
エミリー「なぜ?」
スティーブン「本気で愛してると思ったから」
エミリー「なぜ私の鍵を男のホルダーに?」
エミリー「私を許せないでしょうね」
スティーブン「もうとっくに許してるさ」
エミリー「私たちどうすればいい?」
スティーブン「偽画家とのつながりを断ち切ることだ。指輪は取り返してくる」

スティーブンはアトリエに来た。
別の公園で会うと置き手紙があった。
電話が鳴ったので、スティーブンが出た。
旅行会社からモントリオール行きの列車予約確認だった。

スティーブンは40万渡して握手した。
「長生きしろよ」
ショーはモントリオール行きの列車に入り、個室で40万を見た。
突然スティーブンが目の前に現れて心臓をひとさし。

自宅に戻って、エミリーに送ったメッセンジャー便は、他の郵便と一緒に置いてあった。
現金と一緒に金庫にしまった。

妻は外を見ていた。
スティーブンは指輪をはめ「新しく出直しだ。シャワーを浴びてくる」
エミリーは玄関の鍵を変えようと言った。
エミリーは、出かけないで夕食を買ってくる。
テイラーはパイプのところの鍵を確認した。
エミリーはスティーブンの行動を見て「あの男は入る前に戻して置いた。それは計算外だった?一緒に刑務所に行ったら?」

エミリーは、テープを持っていた。
ミニカセットで顔を殴り、スティーブンは怒ったが、エミリーは銃を持っていたため、スティーブンも死んでしまった。

カラマン刑事に録音を聞かせた。
「襲いかかって来た。ああするしかなかったんだな。神の御加護を」
エミリー「あなたにもね」

1998年アメリカ作品
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緊迫感のあるサスペンスだった。
ヒッチコック作品とは違う脚本になっていた。
当時と違って、女性の強さが際立った。
エミリーがなぜ1人で犯人のアパート(安全とは言えない地域)に行ったのかは謎。
展開も小気味良く、とても楽しかった。
エミリーがアラビア語が出来ることが事件の展開に影響があるのか、と思っていたが、あまり関係なかった。
エミリーの不倫を責める前に、スティーブンも散々浮気していたに違いない、と感じた。


ヒッチコック監督の『ダイヤルMを廻せ』の記事はこちら(2021年7月18日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12686497795.html

では、明日。