◆綾瀬はるか・長澤まさみの『海街ダイアリー』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真ACから・gariken49さん提供のフリー素材「鎌倉高校前駅」


佳乃(長澤まさみ)と藤井朋章(坂口健太郎)は寝ていて、バイブレーターの音で目覚め、呼び出された。
姉の幸(綾瀬はるか)と妹の千佳(夏帆)が、自宅で待っていた。
父親の葬式が山梨県であるから行って来るように、幸は夜勤だから行けないとのこと。

佳乃と千佳は、かじか沢温泉駅で降りた。
セーラー服の浅野すずが迎えに来てくれた。
山道を登って、あづまやという旅館にたどり着いた。

葬式に参列した頃には幸も到着した。
すずの義母(陽子)には連れ子がいた。

煙が上がった。
父は優しいと評判だったが、優しすぎるのが欠点だった。

すずが追いかけてきて、父が持っていた写真を渡した。
佳乃は「この町で一番好きな場所ってどこ?」
眺めのいいところに連れてきてもらった。
「すずちゃん、あなたがお父さんのこと、世話してくれたんだよね。本当にありがとう」

駅に着いて、列車がやってきた。
「すずちゃん、鎌倉に来ない?ちょっと考えてみてね」
「行きます」ドアは閉まったので、後で来ることになるのだろう。

すずが鎌倉の家にやってきた。
幸「もう妹なんだから、ちゃんはつけないわよ」
千佳が仏壇を教えた。
千佳の彼氏の浜田が、引っ越しの手伝いに来た。

すずが鎌倉の学校に転入することになり、サッカーチームの入団テストを受けた。
すずのサッカーの腕前はなかなかのものだった。

樹木希林は幸に「子供育てるって大変よ。妹は妹だけど、あんたたちの家庭を壊した人の娘さんだよ」

幸の勤めている病院。
椎名(堤真一)「やることが大胆だよな。さっちゃんらしいけど。たまには人の言うこと、聞いてみるもんだろ」
堤が、葬式に出るように勧めていたようだ。

佳乃はデート帰りに実家を見せた。
佳乃「女子寮みたいなもんよ」
幸が帰って来て、藤井が挨拶した。
藤井が帰ってから、幸「あんたにしてはまともな男じゃない?」
翌朝、すずと佳乃は走って出勤。
佳乃「学校どう?好きな子できた?早く作りなよ。世界が違って見えるよ」

佳乃は銀行員。
藤井が口座解約しに来て、2人は別れた。

二ノ宮(吹雪ジュン)が幸に「また来てちょうだいね。すずちゃんはすっかりお店の人気者よ」
幸が帰ってきたら、布団に2人は寝ていて、すずが勉強していた。
幸「困ったことがあったら、なんでも言ってね」
すず「はい、ありがとうございます」

すずのサッカーの試合
すずが入って、風太の動きも良くなっていた。
すずのシュートが決まり、監督(鈴木亮平)は大喜び。

幸の職場では、ターミナルケア施設への異動話があった。
幸は野菜などを買って、椎名のマンションに入った。
翌日のデートは中止になった。

幸が戻ったら、すずがゴール決めたお祝いにと、佳乃と千佳が梅酒を飲ませたので、すずが酔っ払っていた。
「陽子のバーカ、お父ちゃん大っ嫌い」と騒いだ。
家の梅で作った梅酒を飲んでみたかったと言っていた。

すずは風太たちと生しらす採りに参加し、自転車で帰った。
家に持ち帰った生しらす。
すずは、初めて食べたことを伝えた。
食後は4人で障子貼り、海岸の散歩し海猫食堂へ。

すずは桜の季節に登校。
すずと風太が、付き合っていると評判になった。

佳乃は坂下課長(加瀬亮)と外回りを張り切っている。
海猫食堂の二ノ宮の所で相談対応。
弟が突然遺産をくれと言って二ノ宮を困らせていた。

すずたちは、福田(リリーフランキー)のカフェに来た。
もう店は20年になることを聞いた。
すずは風太に帰り道で「お父さんがしらすご飯をよく作ってくれた。この店によく来てたのかな?」
桜が散って残念がっていたところ、風太は自転車で桜トンネルに連れて行った。
桜並木のトンネルだった。

すずが木に登って、梅を採った。
大船の叔母から電話。
母が札幌から来ていると言う。

祖母の7回忌
大叔母さん・史代(樹木希林)、音信不通だった都(大竹しのぶ)もやって来た。
幸が都にすずを紹介した。
都がすずに「仲良くね」

都「この家、思い切って処分したらって、思うのよね」と突然切り出した。
幸は大反対した。

2人が帰ってから佳乃「お母さんが突然あんなこと言いだすから」
幸「私は責任あるもん、ここを守る」
佳乃「もうほとんど意地じゃん。すずだって、今日みたいな目に合わせたら、かえって可愛そうじゃん」

佳乃と千佳は買い物に出かけた。
佳乃「すずがここへ来たこと、後悔してなきゃいいのに」

すずは、幸と料理をしながら「ごめんなさい、お母さんが。奥さんがいる人を好きになるなんて。お母さん、よくないよね」
幸「ごめんね、私たちがすずを傷つけちゃったんだよね。でもね、あれはどうすることもできなかった。誰のせいでもないんだよ」
佳乃と千佳が買い物から帰って来た。

幸は夜勤明け。掃除、洗濯、食事作りに張り切った。
都が4人へのお土産を持って来て、帰った。

都は母のお墓に行ってから帰ると言う。
幸も一緒にことにした。
都「おばちゃんに怒られちゃった。あの家は、もうあんたたちのものだからって」
幸「お母さん、なんで売ろうとしたの?」
都「聞かなかったことにしてちょうだい。まだ梅酒作ってるのね、感心したわ」
都を江ノ電の駅に待たせて渡した。

千佳とすずの2人だけ。
すずは洗濯、千佳がちくわカレーを作った。
すず「わたし嘘付いていた。しらす丼、お父さんがよく作ってくれたの」
千佳「いつか聞かせてね、お父さんのこと」
すず「釣りが好きだったの」

佳乃と坂下が海猫食堂に来た。
二ノ宮「今月いっぱいで閉めるの。体の調子が良くなくて。治療に専念する。ターミナルケアの病院を予約した」

幸は職場の同僚のアライのエンゼルケアを見てびっくりした。

椎名「さっちゃん、俺アメリカ行こうと思ってるんだ。小児がんの先端医療を学ぶんだ。一緒に来てくんない?女房とは別れる。ずっと考えてたことなんだ」
幸が家に戻ったら、佳乃が酒も飲まずに勉強していた。
幸は佳乃と千佳に椎名の話をした。
佳乃は厳しかった。
「向こうの奥さんが病気になったから、別れられないっていうのは、言い訳じゃん」
幸「見捨てられないのって思うのは仕方ないでしょ」
佳乃「結局、お姉ちゃんとそうなっちゃってるんじゃない。どこが優しいの?お父さんと一緒じゃん。弱くてダメな人じゃん」
幸「心の病気になった人と向き合うのは、大変なことなのよ。知りもしないで、聞いたような口聞かないで」

佳乃は横になっている幸に「ちょっといい?仕事のこと」
幸「いいよ」
佳乃「このシャツいいね」
幸「あげるよ」
佳乃「勝負服じゃないの?」
幸「私は服に頼らなくても、勝つときは勝ちますから」
佳乃「(アメリカに)行って来なよ。私と千佳ですずの面倒ぐらい見るから」
幸「そんなのシラフの時に言いなさいよ」
佳乃「こんなこと酒飲んでないと言えないよ」

幸「すず、今日花火でしょ」浴衣を出してあげた。
千佳「風太に見せてあげなよ」
すず「ユニフォームでいいよ、今度にする」

幸は椎名に「ごめん。あたし一緒に行けないや」
椎名「そう言われる気がしたよ」
幸「ターミナルケアをちゃんとやってみようかと思う。お父さんは、私たちに合わせる顔がないって言ってたんだって。だからその分すずが抱え込んじゃって。そばにいたら、なんかできたな。お父さんにも、すずもいろんなことがあって、子ども時代を奪われちゃったのよ」
椎名「それはさっちゃんも同じじゃない?ゆっくり取り戻してください。俺はそうしてあげれなかったけど」去っていった。

海猫食堂
すずたち4人はアジフライの食べ収め。
帰りに二ノ宮は「あんたのお父さんとお母さんは幸せよねえ」
すず「どうしてですか?」
二ノ宮「あなたみたいな宝物をこの世に残せたんだもの」
すず「宝物なんかじゃないです、私」
二ノ宮「だめよ、そんなこと言ったらバチが当たるから。花火を楽しんでらっしゃい」
すずたちは船の上から大迫力の花火を楽しんだ。
佳乃と銀行メンバーは屋上から。

すずは風太に「私ここにいていいのかな?仙台にいる時も、山形にいる時も、ずっとそう思っていた。私がいるだけで、ずっと傷ついている人がいる。それが時々苦しくなるんだよね」と風太に打ち明けた。
風太は「俺3人兄弟の末っ子で、女の子が欲しかったんだけど、また男の子で。父さんも母さんも、がっかりで。だから、写真少ないんだよ。俺だけ。あれ?そう言う話じゃなかった?」
すずも笑った。
風太は別れ際に「浅野、その浴衣、結構似合ってるよ」
すずは笑って「おやすみ」
家で3人が浴衣で待っていた。
「4人でやろう、花火」

雨の日、すずは床から梅酒を出した。
幸「初めにしてはうまく行ったね」
幸が柱に「すず、15歳」とマークした。
幸が、すずをとても見晴らしがいいところに連れて行った。
すず「本当だ、あの場所に似てるね」
幸が「わー」と叫んで「すずもやってごらん」
すずがためらっていると「お父さんのバカー」
すず「お母さんのバカー」
すずは「もっと一緒にいたかったのに」
幸「もっとお母さんのこと話していいんだよ。すずはここにいていいんだよ。ずっと」
すず「ここにいたい、ずっと」
2人は泣いた。

二ノ宮の葬式の日、4姉妹も、サッカーチームも参列した。
佳乃が泣いていた。
福田はすずに別れ際に「お父さんの話、聞きたくなったら、こそっとおいで」
すず「はい、そうします」
4姉妹は海岸に来た。
すずは「お父さんも亡くなる前に綺麗なものを綺麗と思えるのがうれしい、って言っていた」
佳乃「50年も経てば、みんなおばあちゃんになるんだからね」
千佳「それはそれで楽しいかもね」

幸「お父さん、本当だめだったけど優しいひとだったんかもね」
佳乃「なんで?」
幸「こんな妹を残してくれたんだから」
佳乃「そうだよね、そうだよきっと」
すず「え?なんか言った」
幸「なんでもない」
しばらく4姉妹は海岸で遊んでいた。

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綾瀬はるかと長沢まさみの共演はレアなのでは?
脇を固めるスターも豪華。

登場する人たちがいい人ばかりで、ほっこりさせられた。
鎌倉の山と海とが、とてもマッチしていた。


映画『イニシエーションラブ』の記事はこちら(2015年5月24日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12030587409.html

では、明日。