口内のがん
口の中にできるがんは「口腔がん」といいます。 口腔でも、舌・上下の歯肉（歯ぐき）・頬粘膜きょうねんまく（頬の内側）・硬口蓋こうこうがい（口の中の天井部分の硬いところ）・口腔底こうくうてい（舌と下側の歯肉の間）にできます。 約90％が粘膜組織から発生する扁平へんぺい上皮がんです。 粘膜の色が赤くなったり、白く変色したり、形が変わったりします。 口の中にしこりができたり、口内炎がなかなかなおらなかったりします。 歯がぐらついたり、入れ歯が合わなくなってきたら疑いを持ってみたほうがいいかもしれません。 進行したときのは、粘膜のただれ、痛みや出血がある、口が開けにくい、食事が飲み込みにくい、話しにくい症状があらわれます。 首のリンパ節に転移すると、しこりにができることもあります。 とにかく違和感を感じたら、歯科での検診をおすすめします。
