【コロナ禍における劇的表現 朗読劇『さそりの火』とシンポジウム】
今年の芥川賞候補になった『赤い砂を蹴る』の作家で劇作家の石原燃さん、
高円寺K’sスタジオの代表の日下諭さん、
演出家の西山水木さんとともに、色々話せたらと楽しみにしてます‼️
劇場は10人限定の贅沢空間です😘
配信もやります。
【公演概要】
●一部『朗読劇「さそりの火」』15分
関西在住の女流劇作家、西史夏の作品を現代劇で活躍する 女優みやなおこの一人芝居として、 同じく女優でありながら 女性目線の演出家として活躍中の西山水木が朗読劇として改編し、演出する。
女性が女性であるがゆえに受ける名付けようもない 暴力について問いかける。(15分)
●二部『シンポジウム』40分
公演後、コロナ禍中の演劇表現の可能性 を探すゆるめのシンポジウム。
●劇場での上演と配信でお届けいたします。
【出演】
【一部】みやなおこ
【二部】
〈司会〉みやなおこ
〈登壇〉
石原 燃(劇作家・小説家)
日下 諭 (「高円寺K’sスタジオ」代表・俳優)
西山水木 (演出家・女優)
【日程・場所】 2020年9月14日 19:00 開演
@高円寺 K’s スタジオ本館
杉並区梅里1-22-22 パラシオン高円寺B1-100
https://koenjiksstudio.wixsite.com/mysite/blank【登壇者プロフィール】
<石原 燃(いしはら ねん)>
劇作家。小説家。2010年、日本植民地統治下の台湾を描いた『フォルモサ!』が劇団大阪創立四十周年戯曲賞大賞を受賞。原発事故直後の東京を描いた『はっさく』は、ニューヨークのチャリティー企画『震災 SHINSAI:Theaters for Japan』で取り上げられ、全米で上演された。他、NHK番組改変事件を扱った『白い花を隠す』など社会性の高い作品で評価されている。2020年、自身初の小説『赤い砂を蹴る』で第163回芥川賞候補になる。
<日下 諭(くさか さとし)>
文学座付属演劇研究所、新国立劇場演劇研修所を経て、現在K’s倶楽部所属。小劇場や商業演劇を中心にテレビや映画、ラジオドラマに出演。また俳優活動の傍ら、脚本家・シナリオライターとしても活動。2018年APOCシアターの一人芝居フェスのために書き下ろした「Voluseと首飾り」が同フェスの最優秀賞を受賞。2015年役者のための演劇スタジオ「高円寺K’sスタジオ」を創立、代表。
<西山水木(にしやま みすき)>
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻卒業。劇団青年座退団後、「 E. Dメタリックシアター」「あ・ち・ちパーティ」「ラ・カンパニーアン」など主宰し作家・演出家としても活動。
海外公演も行い高い評価を得ている。初日通信大賞 助演女優賞受賞(1988/89年)。読売演劇大賞 優秀女優賞(1997年)。養成所等の指導歴は長く、現在は桜美林大学、共立女子大学などで教鞭を執り、後進の育成にも力を注いでいる。