こんにちは。
社会貢献を仕事にしたい人の夢をカタチにする
世直し経営コンサルタントの宮本ゆかりです。
今月は、今日が最終日ですね。
1月は元旦から能登で大地震が起こり、
気がついたら、私のブログは元旦の朝に書いてから、1ケ月も放置されていました(;'∀')
実は、私の父方の実家は富山県、母方の実家は石川県で、まさに縁の深い人たちがそこに住んでいます。
私は震災が起こった直後は何もできないでいましたが、
先週、ようやく3日間だけ現地に行って、そこに住んでいる人たちの声を聴くことができました。
被害の深刻さでいうと、おおよそ石川県の能登地方が酷くて、富山県は(石川県との県境を除いて)
日常生活ができないほどの被害はありません。
なので、隣県の富山県の人たちが石川県に思いを馳せ、支援をしている、という構図が見えました。
その中の一人が、私の友人でもある、高橋由紀さんという女性です。
今回、富山で、彼女が主宰するボランティアさん達のミーティングにも参加させていただきました。
そこで感じたことは、
熱い想いをカタチにしていくためには(今回のケースでいうと、実際に物資をもって現地に届け、被災者の人達の生活を支援する)ためには、「リーダーシップ力」と「マネジメント力」が必要だということです。
そして、そのリーダーシップとマネジメント力を発揮するための、ベースのスキルが
「言語化するスキル」。
つまり、想っていること、考えていることを、明確に言葉にして伝えるスキルだということです。
彼女には、そのスキルが備わっていて、
ただ単に、「頑張りましょう」とか「愛をもって支援しましょう」のような精神論で終わらない、
実際に現実を変えている、ということを確信できました。
何とかしてあげたい、という優しい心をもっている人や、何かの作業(例えば、野菜を切るとか、箱詰めとか)をできる人は
たくさんいます。
でも、それを束ねていく人(まさにリーダーシップとマネジメント力と言語化スキル)のある人が少ないのです。
本来ならば、上記のような人が、「いつまでに、誰が、何を、どのようにしましょう」と言語化して
プロジェクトを進めるのが理想ですが、それをできる人がいないので、気持ちがあっても、みんな効果的に動けないでいるのです。
また、言語化することは、人と人を繋げて、力を結集していくことにも役立ちます。
それが成された例として、
今回のボランティアさん達の働きについて、facebookに記事が書かれていました。
ぜひ読んでみてください。
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被災地で活動される一社ボディセンスインティテュートと奥能登の被災地まで5時間という立地と防災避難施設メリカの機能を活用して滑川市から炊き出しデリバリーを模索。
だけど被災地に届ける健康的で美味しい料理を作れる人材がいない!
調理ボランティアも足りない!
と頭を抱えていたら。
・みゃあらく店主
・滑川市食生活改善推進協議
・フードコーディネーター
・郷土料理研究家
・滑川市社会福祉協議会
・滑川市ボランティア連絡協議会
・明治安田生命
・BSIの修了生
・NP0法人町並み保存と活用の会
・農産物直売ひかる市
・めばえの会
・コールあい
・田中小学校同窓会
・富山レトロ格ゲー同好会
・ボランティア他
っと滑川市民の皆さんを中心に多くの方々が集まって下さった。
今回は全国から届いた物資やご支援を活用してみゃあらく土肥さんを中心に調理。
カボチャの煮物、きんぴらごぼう、ひじきの煮物、にんじんしりしり、煮卵など。
約3000食分の美味い料理が完成した。
さっそく一社ボディセンスインティテュートを中心に輸送炊き出しチームが奥能登で本日炊き出し。
奥能登に水道が復旧し生活環境が戻り、健康的な食事が出来るようになるまで、現地のニーズを見極めながら続けたいと思う。
↑
以上、ここまで。
どうでしょう?
個人の力だけでは無力に感じることでも、
結集すれば、大きなことができるのです。
そこに至るまでのスキルを磨いていく人財に(まずは私から)成ることが重要だなと感じました。
以上、震災のボランティア活動について、能力の観点から考察してみました。