大雨の中にも猛暑 | 新たなる船出~ちょっと得する情報のページ~

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昨日は関東も前線の影響で、強弱をつけながらも本降りの雨が降った。
更に、東北も北部・南部共にやっと梅雨入りし、これで今季日本全国で
遅れながらも梅雨入りしたのだった。

さて、これまでの雨で関東の貯水量も増えている筈だと思うのだが…?
最新の関東3水系の貯水量はどうか?

あれ?やっぱり増えてないぞ?
とはいえこのところの雨で、減少幅が幾らか縮小しているのと、
平年をまだ上回っているのが救いだが。
因みに各水系の貯水量は、
 ●利根川水系 3億8569万㎥ 満水の70%、平年比114%
 ●荒川水系 8856万㎥ 満水の61%、平年比104%
 ●多摩川水系 1億8391万㎥ 満水の84%、平年比102%

夏を迎え、7月から9月までは洪水期(出水期)利水容量といって、
通常より満水の上限が少ない状態で運用することとなる。
利根川水系・荒川水系は、上限が通常より大幅に低くなることと、
夏は水の使用量が多くなるであろうことから、かかる条件下では、
水のやり繰りが難しくなる。

こうした中、今日は全914ヶ所中、関東や南西諸島など226ヶ所、約4分の1で
最高気温30℃以上の真夏日となった。
更に、全14ヶ所で同35℃以上の猛暑日となった。
猛暑日は群馬や埼玉など、関東に集中している。
雨が降らない関東は、プールが待ち遠しいくらい異常な暑さとなった。

今週後半こそ梅雨前線の活動が再び活発化して、西日本特に九州を中心に
大雨の恐れがあり、関東もぐずついた天気が続くと予想されている。
しかし7月に入るや、一部の民間予報期間では、当分雨予報なし、
猛烈に発達した高気圧に覆われて、日照り続きで危険な暑さが続くとの
辛口の見解もある。梅雨空は長くは続かないのかも。

このことから、6月30日以降日本全国で、高温に関する早期天候情報が
発表されている。
今年の夏も、去年にもまして異常な猛暑も見込まれており、
熱中症と水不足が隣り合わせの、試練の夏となるのかも。

明日は、熱中症に警戒が必要な範囲が広がる。
北海道も、日本海側は例外だが広く熱中症に注意が必要で、
太平洋側は警戒が必要な所も。
関東や東北南部・北陸などでは厳重警戒の所もある。南西諸島は危険。
東京の明日の暑さ指数(WBGT)は最大28(厳重警戒)。
雨が降らない限りは、熱中症に厳重な警戒が必要。