前線が日本列島を通過中。南西には台風1号もあり、
暖かく湿った空気を貰って、更に発達している可能性がある。
中部から西ではかなりの大雨となっていて、24時間降水量が
100mmを超えている所が多く、5月としては最多となった所もあるなど、
5月一月分の雨がこの間にあっという間に降ったといえる程、
記録的大雨となっている。
岐阜や高知などでは24時間で200mmを超えた所もあり、高知県香美市の
繁藤という所では、317.5mmと豪雨となっている(本記事執筆時点)。
この辺では、日中は断続的に雨が降った程度だったが、この後深夜にかけて
本降りの雨の範囲が関東にシフトする。
台風のような強風も吹き荒れ、横殴りの雨となる恐れすらある。
尚、雨は明日朝までには止むとみられる。明日日中は晴れそう。
しかし、関東はこの次に、台風1号の影響を受けるかもしれない。
台風は31日(金)には、関東の南東に接近しているとみられる。
この時点では暴風域はなくなっていると思われるが、進路予想図を見ると、
千葉の海沿いを掠めて通るような感じとなっている。
31日は雨が降りそうで、台風の進路次第では、風雨が強まることも。
この雨は、6月に入ってすぐに迎える週末まで長引くかもしれない。
そうすると、いつ梅雨入りになるのか気になるところだが、大雨を以て
イコール梅雨入りという訳にはいかないかもしれない。
最終的には気象庁の匙加減ではあるが…
そうは言いながら、もう既に紫陽花が咲き始めてます。甚だ近い筈。
明日は、関東から西日本の太平洋側・九州にかけて、熱中症に注意が必要な
所が多い。一部では要警戒の所も。南西諸島は警戒が必要な所が多い。
東京の明日の暑さ指数(WBGT)は最大23(注意)。
関東は、今夜はまだジメジメと蒸し暑い状態が続く。
天気が回復する明日は、かなり暑く感じる。
但し、台風が接近する31日以降、急激に涼しくなる。
東北以南では、6月2日以降低温に関する早期天候情報も発表されている。