関東に台風接近?の前から大雨? | 新たなる船出~ちょっと得する情報のページ~

新たなる船出~ちょっと得する情報のページ~

あまり価値はないかもしれないけど、少しは役に立つかもしれないブログ

昨日、台風1号が発生した。
熱帯低気圧がフィリピンの陸地を進んでいたために発達が遅れていたのかも
しれないが、名実共に今年最初の台風発生となった。
既に強い勢力で、最大風速35m/sで暴風域を伴っており、今後は
南西諸島の南の海上を北東へ進みながら更に発達し、明日には
最大風速40m/s、最大瞬間風速55m/sと最も強くなっているとみられる。
その後は勢力が削られていくとみられるが、31日(金)時点で、予報円が
関東にかかっている、ということは進路次第では、関東にも直接影響が
及ぶこともあり得るということを示唆している。
この時点では最大風速23m/sと暴風域はなくなっていると思われるが、
上陸なのか、それとも掠めていくのか、現状何とも言えない。

しかし台風接近前から、前線の影響で日本列島は大荒れの恐れが…
台風1号から暖かく湿った空気が流れ込んで、前線が活発化する可能性も。
この後明日夕方6時までの24時間に、九州南部で最大300mm、奄美で同250mmの
大雨となり、線状降水帯が発生して、豪雨となるともいわれている。
影響は沖縄から西・東日本、東北と広範囲に及び、関東でも明後日まで
大雨が続くとみられている。
g575
関東各都県の予想される降水量は、この表の通り。単位はmm。
29日(水)が、影響が大きくなりそうな感じがする。
また、埼玉を除く関東1都5県で、明日6時~29日にかけて、
「大雨」警報級の可能性が「中」となっており、更に
「波浪」警報級の可能性が茨城・千葉で「中」、神奈川では「高」、
千葉では「暴風」警報級の可能性も「中」となっている。

東京では、5月の降水量が既に平年(約140mm)を超えているが、月末にかけて
更に雨量が嵩む恐れも。災害級の大雨に警戒が必要となりそう。

この雨にも拘らず、蒸し暑くなる所も多い。
明日は関東から九州の太平洋側・東シナ海側で、熱中症に注意が必要な
所が多く、関東や九州南部では要警戒の所も。
南西諸島は警戒または厳重警戒。
東京の明日の暑さ指数(WBGT)は最大24(注意)。
現在も湿度が下がらず、明日も1日蒸し暑い状態がずっと続きそう。