貯水量 回復傾向か | 新たなる船出~ちょっと得する情報のページ~

新たなる船出~ちょっと得する情報のページ~

あまり価値はないかもしれないけど、少しは役に立つかもしれないブログ

今日は関東3水系の貯水量を見ていきます。

先週は雨が降った日があったり、山の方では大雪も降った。
また、昨日もまとまった雨が降った。さて貯水量はどうなった?

まず利根川水系は、3億252万㎥。緩やかに増えており、
満水の半分を超えている。
一方荒川水系は、6383万㎥。殆ど横這いとなっている。
依然、満水の半分にも届いていない。
多摩川水系は、1億4128万㎥。こちらも殆ど横這い。
給水制限が発動された1996年の同時期を何とか上回っている程度。

関東では、この先暫くは雨が降ることはほぼなく、週後半にかけては
気温もかなり高い。
もう春が来ているとはいっても、平年を上回り春を先取りする暖かさ。
民間の長期予報を見ていても、この先降水は期待できなさそうな感じ。

尚、一番水が多く使われるであろう夏は、梅雨時にどれくらいの
貯えがあったか、また台風の有無も貯水量に大きく関与するといえるが、
近年の空梅雨傾向、また台風が全く来ない可能性もあり、それに加えて、
今年の夏も、去年同様否去年にもまして暑くなる可能性がある。
勿論1年を通してそうだが、夏前後は特に注意している必要があろう。

一方西の方では、一時-80cmまで水位が低下していた琵琶湖が、
本日現在-15cmにまで回復するなど、事情は改善傾向にあるようだが、
兎に角夏がヤマ場になりそうですからね。否そこまで保つかどうか。
今後も節水に意識して取り組む必要がある。水は自力では増やせないので。