去年10月の話になりますが
そうたんの通う
特別支援学校で
進路講演会がありました
テーマは
自立と社会参加について
〜保護者の視点から
特別支援学校在学中に
身につけておきたいこと〜
卒業生の親をお招きして
卒業後の暮らしについて
在学中に身につけたこと
在学中に身につけておけばよかったこと
をお話ししてくださいました
卒業後の暮らしとしては
その子の介護がどれだけ必要かによって
行ける先がかなり
変わってきて
そして
ケアが重ければ重いほど
やはり
通える場所や
回数が減ってしまう
とのことでした
親の生活としては
在学中は朝7時半〜8時には
通学していたのが
通所先のお迎えが
9時〜11時と朝の時間が遅くなること
夏休みなどの
長期休暇はないので
長期休暇の行き場を
考えないではすむこと
子どもはどんなにケアが重くても
18歳以降からは
1人の大人として扱われるので
親はあくまで家族の一員
という立場になり
保護者ではなくなる
本人の意思を尊重するという形になり
親の意見は通りにくくなることもあるし
子どもとの距離感が変わること
など
とても参考になるお話しを聞けました
また
在学中に身につけたこととして
通学で規則正しい生活を送ることで、通所生活になっても大変じゃなかった
学校で多くの人と関わることで気持ちを伝える方法を身につけた
友達からの刺激で興味や趣味が広がった
学校での様々な取り組みに参加することで、初めての生活をしても恐れることなく過ごすことができた
そして
在学中に身につけておけばよかったことは
好きなこと、楽しめることをいっぱい見つけておけばよかった
→卒業後は生活が単調になりがち
学校でやっていたことで地域で続けて学べる場所を見つけておけばよかった
自分の子どもには当てはまらない情報(障がいの度合いが異なっても)も耳に入れておくと急に役立つ時が来たりするから、もっと情報を集めておけばよかった
とのことでした
特に私が印象深かったのが
卒業すると1人の成人として
本人の意思を尊重されるので
誰でもわかる
本人なりの
意思の伝え方をしっかり確立しておく
ことが大切だということです
意思表示の方法は
家庭、学校、通園先で統一して
訓練して
誰でもわかる
本人なりのジェスチャー
(表情、瞬き、手を動かす)
で
YES
NO
を
伝えられるように
在学中から
関係機関と連携して
そうたんが身につけられるように
意識していこうと
感じました
なかなか
当事者の具体的なお話しを聞ける場はないので
とても貴重な機会を作っていただいた
学校に感謝です