ウブドに3泊した後は、タイ国際航空でデンパサール空港からスワンナプームに移動です。
インドネシアは計22日の滞在で、ジャカルタ、ボロブドゥール、ジョグジャカルタ、バリ島と見て回りましたが、バリ島は一番居心地が良く、もう少し滞在したい気分でした。
ウブドの街からデンパサール空港までは車で2時間弱の道のりで、街の旅行会社で空港行のタクシー料金を聞いてみると、公定価格があるようで、どこも同じ3,500円ということでした。
グラブで料金を調べてみると、こちらも公定価格に合わせているのか、3,500円という結果。
ネットで調べると、乗り合いのバンが1,500円ということでしたが、1日2便しかなく利便性は高くありません。
色々調べていると、グーグルマップの経路検索で、路線バスで88円で行けるという結果が出ました。
ウブドの街歩きをしている時に、赤い車体の路線バスが走っているのを見かけましたが、そのバスでデンパサールの街に行き、そこから空港行のバスに乗り換えると、2回分の乗車料金88円で行けるようでした。
幸い、飛行機の時刻が17時で時間はたっぷりあったので、試しに路線バスで行ってみることにしました。
朝はゆっくり10時過ぎにチェックアウトし、歩いて5分ほどの場所にあるバス停まで移動。
地元の人が何人かバスを待っていて、聞くとそのバス停で乗ればデンパサールまで行けるということで一安心。
路線バスはグーグルマップの情報では、7分に1本の間隔で走っているということで、しばらく待っているとやって来ました。
数日前にバリ博物館を見学し、帰りにクタまで乗った路線バスで使えたICカードがあったので、それを使って乗車しようとすると、カードリーダーがエラーとなります。
運転手に現金は使えないか聞くと、ダメと言われたので右往左往していると、近くにいたバリ島の民族衣装を着た男の子がQRコード決裁で代わりに支払ってくれました。
料金は44円ですが、男の子にお礼を言って50円を現金で渡しました。
路線バスで使えるICカードは発行する銀行が違うと利用出来ないようで、ウブドのバス会社では4種類のICカードしか使えないことになっていました。
ネットで調べてみると、デンパサールの街から空港までの路線も、僕の持っているICカードは使えないようでした。
インドネシアではキャッシュレス化が進んでいますが、旅行者には分かりづらく使い勝手が良くありません。
1時間ほどでデンパサールの街に着き、元々の予定ではバスを乗り換えるのですが、ICカードが使えないので仕方なくグラブで車を呼ぶことに。
空港までの料金は意外に安く950円でした。
路線バス2回分の88円では無理でしたが、バスと車を合わせて1,000円で空港まで移動出来ました。
デンパサール空港はジョグジャカルタから来た時は国内線ターミナルでしたが、今回はタイ行なので国際線ターミナルへ。
国内線よりも混雑している感じでした。
途中から車での移動になったので、予定より早く着いてしまい、チェックインカウンターが開くまで少し待たされました。
タイ国際航空の17時の便は、インド人と西洋人の乗客が多かったです。
TG便でスターアライアンス・ゴールドメンバーのカウンターが使えるので、スムーズにチェックイン。
免税店を冷かし、TG指定のPremier Loungeへ行ってみました。
中は豪華な造りでしたが、スターアライアンスの他にも、たくさんの航空会社の指定ラウンジになっていて、中は混雑していました。
料理も充実していて、お酒も置いてありました。
予定よりも早く着いたので、ラウンジでゆっくり休憩出来て良かったです。
スワンナプーム行きのTG便は、大型のB787でしたがほぼ満席のようでした。
飛行時間は3時間半と意外に長く、機内食もしっかり出ました。
TG便は、スワンナプームのサテライト・ターミナルに到着。
サテライトを利用するのは初めてでした。
長いエスカレーターを降りて、メインターミナル行きの電車に乗ります。
移動が若干面倒くさい気がしますが、電車で入国審査場の近くまで行けるので、歩く距離が短くて疲れません。
前回1月に訪タイした時は、入国審査場が大混雑していて30分も並びましたが、今回は20時到着という時間の関係もあってか、かなり空いていて2,3分で通過しました。
荷物もスムーズに受け取り、Mr.Tで予約していた車で一路パタヤへ。
高速道路も空いていて、22時過ぎにはサウスジョムティエンの定宿に到着しました。