ジョグジャカルタは観光都市ですが、ジャカルタほど外国人は多くないので、インドネシア料理の店が多い印象でした。
イスラム教徒が多いので、豚肉を多用する洋食、中華料理はあまり見かけず、和食もショッピングモールに寿司屋とラーメン屋があるくらいでした。
僕は旅行中は地元の料理を食べるのが好きで、インドネシア料理も好みに合うので全く苦になりませんでした。
インドネシア人で賑わっている店は、はじめは敷居が高いですが、観光地のジョグジャカルタでは外国人慣れしていて英語も通じ、優しく受け入れてくれます。
インドネシアでは、お米を使った料理と、麺料理が多く、おかずは宗教上の理由で、鶏肉がほとんどでした。
インドネシア人の間で賑わっていた店で食べた、ナシチャンプル。
タイのぶっかけ飯と同じで、ご飯の周りに数種類のおかずが付き、値段も200円くらいと激安です。
味は、店によって当たりはずれがあると思いますが、お客がたくさん入っている店に入ればハズレは無いと思います。
ただし、インドネシア人はタイ人と同じく小食なので、一食当たりの量は若干少なめです。
ソトというスープの専門店で食べた、ソトチャンプル。200円くらい。
スープの中にご飯と春雨のような麺が入っていて、鶏肉の具材が載っていました。
ナシゴレンというチャーハンも定番で、具材は鶏肉と野菜がほとんどです。
ナシゴレンに、鶏の揚げ物のアヤムゴレンをトッピングして350円くらい。
お米の他にも、ミーというたまご麺の料理もあります。
屋台や食堂の定番メニューで、値段も安く150円くらいです。
外国人向けの店は若干高めですが、それでもかなりリーズナブル。
サービス料と税が15％加算されますが、ビールを飲めるレストランでは小瓶が約400円から。
バンドの生演奏がある店なので、リーズナブルなのではないかと思います。
料理は街食堂よりも高く、ナシゴレンで350円から500円くらいしますが、外国人向けのためか量が多く、具材もたっぷり入っていました。
ナシゴレン・テリ・メダンという、メダン風のアンチョビのナシゴレン。350円。
シンガポールの近くのメダン風のナシゴレンのようで、「テリ」というちりめんじゃこがたっぷり振りかけてあり美味しかったです。
別の日には、ナシゴレン・カルタという料理を注文。380円。
カルタの意味が分かりませんでしたが、ローストチキンや目玉焼きがトッピングしてあり、とても美味しかったです。
ジョグジャカルタは古都だけあり、美味しいインドネシア料理が充実していて、リーズナブルな値段で味わうことが出来ました。
洋食や和食を出す高級店は少ないですが、僕は庶民的なローカルフードが好きなので、安くて美味しいものがたくさん食べられ、とても良い滞在となりました。