ジョグジャカルタに滞在したのは、たまたま仏教の祝日の灌仏会(花まつり)と、イスラム教の安息日の金曜日と土日を合わせた4連休に当たっていて、観光都市のジョグジャカルタはホテルが満室になるくらい溢れかえっていました。
そのせいで、到着初日にオーバーブッキングで汚いホテルに泊まらされられたり、バスが市内の中心部に入れず、引き返すのに苦労したり大変でしたが、とても楽しい祝日を過ごすことが出来ました。
滞在最終夜に、メインストリートにたくさんのステージが設えてあったので見てみると、Jogja Cross Cultureという祭りが19時から開催されるようでした。
マリオボロモールの中にあるビールを飲めるカフェで食事をした後、通りに出てみるとたくさんの人だかりが出来てました。
メインストリート上に10個くらいの小さなステージが設置されていて、そこでインドネシアの色々な団体が出し物を披露するようでした。
19時から開催ということで、それまでの間はリハーサルやプレビューをしていて、観客もたくさん集まっていました。
19時の開催を待っていると、ステージ上のスクリーンにメイン会場が映し出され、司会者が進行を始めました。
まず初めに国歌斉唱があり、近くに座っていた人たちも全員起立してインドネシア国歌を斉唱しました。
その後、主催者挨拶があり、おそらく市長さんと思われる方の挨拶がありました。
この挨拶が長く、手元の原稿を見ながら20分くらい喋っていて、疲れたので帰ろうと思ったくらいでした。
ようやく挨拶が終わり、花火が打ち上げられ、19時半頃からようやくパフォーマンスが始まりました。
インドネシアの学生や市民の団体だと思いますが、衣装やメイクもしっかりしていて見ごたえがありました。
イスラム教徒が多いインドネシアには珍しく、肌の露出が多い女性のダンスもありました。
他にも、宗教的な儀式のような出し物などがあり、地元の人やインドネシア人の観光客のたくさん観覧していました。
ジョグジャカルタ駅の目の前にある、メイン会場にもたくさんの人が集まっていて盛り上がっていました。
今回僕は、このイベントがあることを知らずにジョグジャカルタへの滞在を決めたのですが、偶然見ることが出来てとても楽しかったです。
ホテルのオーバーブッキングや市内の通行止めなど、想定外のこともありましたが、それも旅の醍醐味で良い滞在となりました。
翌日は、バリ島へ移動のため、ほどほどで切り上げホテルへと帰りました。