2024春 ボロブドゥール ローカルフード食べ歩き | ミッツの旅行記

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ボロブドゥールは世界遺産がある有名な観光地ですが、ジョグジャカルタという中部の都市から日帰りで来るか、郊外の高級ホテルに泊まる人が多いようで、自由旅行で街の中を散策している外国人はほとんど見かけませんでした。
そのため、繁華街などを歩いているのは、ほとんどがインドネシア人の観光客か地元の人達でした。
繁華街と言ってもそれほど大きな店は無く、小さな商店や屋台が立ち並んでいるくらいです。
ボロブドゥール歴史公園と、バスターミナルの間の1キロくらいの間がメインストリートになっていました。
夜になるとミニ遊園地なども出て、地元の子供たちが遊んでいました。
屋台や安めの食堂が多いですが、外国人向けの店は少なく、英語のメニューを置いている店はあまりありませんでした。
その分、値段はローカル向けの設定で、とても安く食べられます。
また、インドネシア語はアルファベット表記で、発音も簡単なので、少し単語を覚えれば何とか注文できるようになります。
 
良く食べたのが、ナシゴレン(チャーハン)。
ナシゴレンの後に、アヤム(鶏)や、サユール(野菜)、テルア(卵)などを付けると具材を指定できます。
安食堂では100円から、玉子付きで150円くらいなので、タイよりも安い感じです。
 
ナシアヤム(鶏肉の定食)。
ナシ(米飯)に鶏肉と野菜などが付け合わせてある定食で、150円前後です。
大体どこの食堂や屋台にも置いてあり、鶏肉は予め火を通してあるものを二度揚げして出て来るので、食あたりの心配も少ないと思います。
 
ミーアヤム(鶏肉入りのラーメン)。
ミーは玉子麺で、タイのバーミーと似ていますが、インドネシアの方が太麺です。
鶏肉の出汁が効いていて、日本のラーメンに似た味です。
大体150円くらいですが、量は日本の3分の2くらいでちょっと少なめです。
その他の麺料理としては、クエティアウというタイのクイッティアオと同じものや、ビーフンや春雨のような細麺を野菜スープに入れるソトという料理もありました。
 
魚料理もありますが、ボロブドゥールは山間の街なので川魚が多いようでした。
レレゴレン(ナマズの揚げ物)
レレという小さめのナマズの揚げ物で150円くらい。
内臓がきれいに取ってあって、生臭さが少なく美味しかったです。
 
インドネシア料理はタイ料理と同じく、唐辛子を多用するので基本的に辛いですが、パクチーなどの香草はあまり使っていないようでした。
また、油っこいものも多く、ナシゴレンなどは単品だと野菜が少ないので、極力野菜炒めや野菜スープを一緒に頼むようにしていました。
2品+飲み物を付けても、ローカル食堂だと400円もしないくらいです。
(現在のレートでは、インドネシアルピアを100で割るとほぼ円と等価になります。)
お茶は大体がジャスミンティーで、沖縄のさんぴん茶に似た味です。
安食堂だと20円前後で、少し高いとこで50円くらいです。
コーヒーはベトナムコーヒーのように深煎りで独特の香りがあり、大体50円くらいでした。
 
ローカルのファストフードの店もあったので入ってみることに。
チキンとライスと、冷たいお茶が付いて180円くらいでした。
ライスはテイクアウト用に紙にくるまれたものが出て来ました。
KFCなど大手のチェーン店の物に比べると、味も量もちょっと物足りない印象でしたが、値段はKFCの半額以下です。
 
ボロブドゥールの街からジョグジャカルタへ移動するバスの待ち時間に、バス停の食堂で食べたミーアヤム。
値段は100円。
鶏の臓物入りの玉子麺で、小腹を満たすにはちょうど良い分量でした。
「味の素」のロゴが入ったドンブリで出て来ましたが、タイほど味の素はたくさん使用しないようで、あっさりした味付けでした。
 
インドネシア料理は全般的に油っこくて、味付けは甘めかしょっぱめの濃い味が多いです。
量は少なめですが、味付けが濃いので、それほどたくさん食べなくても満腹感がある気がします。
ジャカルタでは、まだ慣れていなかったのでローカル食堂にあまり入りませんでしたが、ボロブドゥールは人懐っこい人が多く、地元の人が入る店にも気軽に入れ、色々な食べ物を堪能することが出来ました。